Liskの将来性|Liskの今後を技術・実現性・投資的観点からまとめ

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仮想通貨Liskは2018年1月にbitFlyer上場、2月にはリブランディングなどイベント続きで大きく注目を集めました。

今回はそんなLiskの将来性を、技術面・実用性・投資的観点からまとめていきます。

<本記事の要約>

忙しい人向け!Liskの将来性

  • スケーラビリティのあるスマートコントラクト実行基盤は将来性があると言える
  • Javascriptで開発できるという利点がある一方、公式の開発はあまり進んでいない印象
  • 投資的観点から見ると半減期などのイベントが控えていて期待できるかも

おさらい:Liskとは

Liskは分散型アプリケーションを構築するプラットフォームです。

2016年3月に行われたLiskの初期分配と開発資金調達のためのICOが行われ14,009BTCを集めてプロジェクトはスタートしました。

Cryptiという仮想通貨をベースにした仮想通貨で、イーサリアムと同じくブロックチェーンにプログラムを記録して実行可能にするスマートコントラクトの実行基盤となることを目指しています。

ただ、スマートコントラクトを実装したプラットフォームという点ではイーサリアムと類似していますが、Liskはイーサリアムより実用的な開発基盤を目指しています。

このイーサリアムと差別化をっている実用性については後述します。

▼Liskとは

本記事では仮想通貨Liskについてご紹介していきます。 仮想通貨Liskは2017年初頭から価格が50倍以上になっている注目銘柄。 Lisk

1:技術面から見たLisk

スケーラビリティのあるスマートコントラクト実行基盤

Liskは、サイドチェーンと呼ばれる技術を利用することでスケーラビリティ(利用者が増えても性能が落ちない性質のこと)のあるスマートコントラクト実行基盤を目指しています。

サイドチェーンというのは、メインのブロックチェーンに双方向で接続可能な小さなブロックチェーンのことを指します。

Liskはこのサイドチェーン上で個々のDapps(分散型アプリケーション)を実行することで、スマートコントラクトにスケーラビリティを持たすことができます

これはメインのブロックチェーンに全てのスマートコントラクトを実行するイーサリアムとの大きな違いです。

この点、イーサリアムにはスケーラビリティの問題があり長期的なスパンでの改善を試みていますが、Liskはその障壁を乗り越えているため評価できるポイントでしょう。

2:実用面から見たLisk

Javascriptで開発できる

Liskは世界中の開発者にとってポピュラーな開発言語javascriptをスマートコントラクトの開発言語として採用しています。

これにより既存のWeb技術者がスマートコントラクトの開発に参入しやすくなり、結果的に実用的なアプリケーションがたくさん生まれる環境と言えるでしょう。

一方、イーサリアムはSolidityという独自の言語を採用しており、開発環境のセットアップに手間がかかる上、環境によってはうまく作動しない、実例が少ないという欠点があります。

この点Liskは多くの開発者を呼び込むことができる可能性があり、今後実用化していくにはプラスのポイントです。

DAppsの実行

ブロックチェーンを利用した分散型のアプリケーションをDAppsと言い、Liskはサイドチェーンに個々のDAppsを実行することができます。

DAppsは現在イーサリアムのブロックチェーンベースのものを中心に世界的に広がりを見せていて、育成ゲームや分散型取引所など、ブロックチェーンを金融だけに留めておくのではなく様々な分野に応用したアプリケーションが次々と開発されています。

▼DAppsとは?

Dapps(ダップス/分散型アプリケーション)は仮想通貨に興味のある方ならば何度かは聞いたことがあるかもしれません。 「でも、Dappsは

不明瞭な開発状況

Liskの懸念点として挙げられるのは、公式の開発がなかなか実現性を帯びてこないということ。

Core1.0.0と呼ばれるアップデートも2017年リリース予定が大幅に遅れているなど、開発に関して不安が残ります。

Core1.0.0とは(時期未定)

これによってLiskの欠点が改善され、機能、性能の大幅な向上が見込まれています。

具体的には

  • サイドチェーンの強化と規模の拡大
  • インターフェスの開発、研究をベルリンの企業と共同で行う

という内容です。

公式の発表では2017年以内にアップデートが完了する予定でしたが2018年まで実装されない状態が続いていました

2018年3月15日現在のLiskのGithubでは90%以上が完成しているため、もう間も無くリリースされるのではないかと推測できます。

https://github.com/LiskHQ/lisk/projects/6?

3:投資的価値から見たLisk

引用:https://coinmarketcap.com/currencies/lisk/

こちらはLiskの価格推移のチャートです。

Liskのリブランディングのあった2月20日付近では大きく高値を更新していますが、その後は仮想通貨市場全体の下落とともに落ちています。

ここで価格上昇に繋がりそうな情報を確認しておきましょう。

SDKのリリース(2018年4月頃)

SDKとはユーザーがLisk上で稼働するアプリケーションを自由に開発するための、開発ツールを指します。

これによりユーザーに開発ツールを配布が出回るので、Liskが本格的にアプリケーションプラットフォームとして稼働するようになります。

「分散型取引所」を開設予定(2018年7月)

分散型取引所はDEXとも呼ばれています。

分散型取引所ではLiskを主軸としてあらゆる仮想通貨をトレードできる取引所です。

イーサリアムはすでにこの分散型取引所のサービスがスタートしており、Liskがどこまで追いつけるかが注目されています。

ここでの取引量が増えればLiskの需要はさらに増加するでしょう

Lisk半減期

2018年10月31日にLiskは半減期を迎えます。

半減期とはマイニング報酬が半分になってしまうタイミングのことです。

半減期でマイニングの報酬が半分になると、その分マイニング量は減少します。

マイニング量が減少すると世に出回るコインの量も抑えられて、結果コインの希少価値が高まり価格が暴騰する傾向があります。

上記で分かるようにLiskにとって大きなイベントが2018年に集中しています。これらを考慮すると、2018年はLiskにとって価格上昇の見込みがあると言えそうです。

Liskの将来性まとめ

  • スケーラビリティのあるスマートコントラクト実行基盤
  • 開発者はJavascriptでDAppsの開発ができる
  • 半減期などの大きなイベントが控えている

このような技術・実用性・投資的観点から考察して、Liskはまだまだ将来性が期待できる仮想通貨と言えるでしょう。

一点、懸念があるとしたら公式の開発が遅れているということ。

2018年の新機能の実装が今後スケジュール通りに行われるかでLiskの素質を見極めていく必要がありそうです。

また、特徴としてはイーサリアムと類似しているところが多いため、今後どのように差別化して、特に開発者に向けてLiskの利点をアピールしていけるか。

この点でLiskの将来性が変わってきそうです。


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