仮想通貨Sコインとは?SBI発行コインの特徴と将来性まとめ

▼おすすめの取引所ランキング

2017年9月、SBIホールディングスは独自の仮想通貨「Sコイン」の発行を発表しました。

SBI Holdings News

みずほフィナンシャルグループ、ゆうちょ銀行、その他70の地銀が共同で、日本円にペッグした仮想通貨「Jコイン」や三菱東京UFJ銀行が2018年春に発行予定の「MUFGコイン」など大手銀行の発行する仮想通貨が話題になっています。

はたして「Sコイン」とはどういったものなのでしょうか?

<本記事の要約>

忙しい人向け!Sコインとは?

  • SコインとはSBIが発行する仮想通貨
  • Sコインは「コインプラットフォームとして小売店舗などでの決済手段として普及させること」を目的としている。
  • SBIVC(バーチャル・カレンシーズ)に上場する可能性がある。

Sコインとは

SBIホールディングスの発行する仮想通貨です。

誕生の背景として、2020年のオリンピックに向けて、政府主導で進めている「キャッシュレス化」があるようです。

2020年の東京オリンピックに向けて政府もそれを後押しすべく、決済端末の導入支援などで大都市圏の主要施設や観光地などで100%キャッシュレス対応を、2027年までにキャッシュレス決済比率を米国並みの40%に引き上げることを決定しています。(http://www.sbigroup.co.jp/news/2017/0928_10815.html)

Sコインは「コインプラットフォームとして小売店舗などでの決済手段として普及させること」を目的としています。

Sコインが目指す3つの価値

Sコインが提供できる価値は以下のように上げています。

<本プラットフォームで提供を目指す3つの価値>
①いつでも・どこでも安心して利用できる日常通貨
②決済コストの大幅な低減
③決済していることを意識させないフリクションレスペイメント

①いつでも・どこでも安心して利用できる日常通貨

これまで銀行では不可能だった休日や取引時間外には取引を、Sコインでは24時間取引可能にし即時入金も叶えます。

また、「安心」に関しては今後生体認証なども導入予定ということでセキュリティ面にも力を入れていることが分かります。

②決済コストの大幅な低減

現在の電子マネーやクレジットカードの決済手段は2つの問題を抱えています。

・店舗側が手数料を支払うシステム

・仲介者がいるため、店側に売上が手元に渡るまでに時間がかかる

これらの問題はSコインを利用することで解決することができます。

・決済手数料を大幅に低減

・決済代金の即日現金化などを可能にする

特徴としては店側にメリットが大きく、これまで手数料の関係でクレジット決済を導入できなかった小売店に電子決済が普及するメリットがあります。

③決済していることを意識させないフリクションレスペイメント

Sコインはスマートフォンを利用した決済に対応する予定で、電子マネーのようにスマートフォンをかざすだけで決済ができるスムーズな取引を目指しているようです。

PASMOなどのイメージですね。このように利便性を高くすることでユーザーの仮想通貨への移行を推進したい考えです。

Sコインの特徴

Sコインにはこのような特徴があります。

  • オープンプラットフォームとしての役割
  • 日本円に対応したレート

オープンプラットフォームとしての役割

Sコインの最大の特徴は、「オープンプラットフォームとしての構想を持っている」ところでしょう。

ここでのオープンプラットフォームとは、地方自治体や企業が、独自の通貨を低コストでかつ簡単に独自通貨を発行できるプラットフォームのことです。

コイン同士の交換もできるようにするとのこと。

独自の経済圏でコインを発行できることで地域ごとに「特徴を出す」ことができ、地域に「結束感」が出ますよね。そして使う側としても「楽しめる」といったメリットがあります。

日本円に対応したレート

Sコインは、日本円とのレートとほぼ一緒にする予定だそうです。

ただし、Sコインに関しては、まだ詳しい内容が発表されておらず、日本円とのレートを安定させるという情報しかないため、必ずしも日本円と等価になるというわけではないようです。

いつ発行されるのか?

予定では2018年の春とあります。

ブロックチェーン関連技術を用いた決済分野に高いノウハウと基盤ソフトウェアを持つ株式会社Orbとの共同開発しています。

Sコインの将来性

レートは安定させるようですが、SBIVC(バーチャル・カレンシーズ)に上場する可能性があります。

SBIバーチャル・カレンシーズ」とは、SBIによる仮想通貨取引所(あるいは販売所)です。

Sコインの発表とともに、SBIが運営する仮想通貨取引所「SBIバーチャル・カレンシーズ」の開設が決定しましたので、今後Sコインが発行された際SBIバーチャール・カレンシーズに上場する可能性は高いでしょう。

SBIバーチャル・カレンシーズは2018年1月にサービス開始予定でしたが、2018年夏頃に延期となっています。

その他使い道

SBIは「住信SBIネット銀行」「SBI証券」「SBI FX」など様々なサービスを展開しています。

これらのサービスでも利用できるようになる可能性は高いのではないでしょうか。

Sコインを購入できる取引所

現在のところ詳しい情報や発表はありませんが、Sコインの購入は「SBIバーチャル・カレンシーズ」でできるようになると思われます。

まとめ

  • SコインとはSBIが発行する仮想通貨
  • Sコインは「コインプラットフォームとして小売店舗などでの決済手段として普及させること」を目的としている。
  • SBIVC(バーチャル・カレンシーズ)に上場する可能性がある。

Sコインは、オリンピックによって加速するインバウンドを背景に、加速する「電子決済」需要と、地方小売店の「電子決済」に対応できないというギャップを手数料を安価にすることで解決しうる面白い通貨になりそうです。

また、地方の活性化にも貢献しうる構造となっています。

Sコインがどのように地域を変えるかは楽しみですね。


コイン一覧 ニュース