仮想通貨Airswap(エアースワップ/AST)とは?特徴と過去チャート、将来性をまとめ

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本記事は仮想通貨airswap(エアースワップ/AST)について解説していきます。airswapは、分散型管理システムによる仮想通貨トレードプラットフォームです。

分散型仮想通貨取引システムには「DEX」がありますが、DEXの持つデメリットを克服した新しいシステムとしてairswapは誕生しました。

仮想通貨の取引所に関わる諸問題を解決できる、潜在的パワーを持ったAirswapに大きな注目が集まっています。

世界で最も取扱高の大きな仮想通貨取引所、Binanceにも上場を果たしたAirswapについて説明していきます。

<本記事の要約>

忙しい人向け!エアースワップとは?

  • 分散型トレードをシステム「SWAP」
  • 既存の取引所と比較したメリット
  • オーダーブックを採用しない公正な取引
  • オフチェーンをとり入れたブロックチェーン
  • 匿名性と安全性の向上

airswapとは

名称AirSwap/エアースワップ
通貨単位AST
公開日2017年9月26日
発行上限数5億AST
トークン種類ERC20トークン
時価総額約57億円
ランキング216位
一枚当たり/AST約0.3ドル
国内取引所無し
海外取引所Binance他

(2018年5月現在)

airswapとはイーサリアムをプラットフォームとして構築された仮想通貨で、ERC20トークンと呼ばれます。イーサリアムのスマートコントラクトを利用して、取引所を仲介することなく、仮想通貨の交換を実現します。

「当事者のみで、安全で公正な、仮想通貨の取り引きができるシステム」をビジョンに掲げ開発を進めています。利用者はフリマ感覚で、遊び感覚で、手の平でスマホを操作して仮想通貨の交換ができるようになります。

airswapは、2017年10月に1AST/約0.25ドルで取り引が開始されました。

開始直後は大きな変動はなく推移をし、2017年末から大きく上昇を初め、2018年1月には、1AST/2ドルに迫る勢いを見せました。この上昇は、世界的な仮想通貨の認知による資金流入が引き起こした「バブル的」価格だったとみています。

現在は、バブル的な価格上昇の反動で下落傾向にあります。実力のある仮想通貨は、高騰と値下げの荒波を乗り越え、2018年3月、4月頃より反発をチャート価格を上昇させています。

airswapは今後どのような価格推移をしていくのでしょうか?反発を見せ、再度上昇傾向を掴めるのか?それとも下落のトレンドのまま低調路線が続くのでしょうか。

airswapの特徴や過去チャートから将来性を予測してみます。

airswapの特徴

仮想通貨airswapはこんな特徴、将来性を持った仮想通貨です。

  • 分散型トレードをシステム「SWAP」
  • 既存の取引所と比較したメリット
  • オーダーブックを採用しない公正な取引
  • オフチェーンをとり入れたブロックチェーン
  • 匿名性と安全性の向上

分散型トレードシステム「SWAP」とは

仮想通貨airswapは、既存の取引所を仲介することなく、ERC20のトークン同士を交換できる「SWAP」というシステムを開発しています。

この背景には仮想通貨取引所をめぐる様々な問題の発生があります。日本国内の取引所で、数百億円に値する仮想通貨が流出したハッキング事件は記憶に新しいところです。

現在の取引所の主流は「銀行型」です。日本国内の有名な仮想通貨取引所は「中央集権的な銀行型」に該当します。仮想通貨が集中する取引所は、ハッキングの標的になりやすく、極めて高いセキュリティ対策が求められます。

ハッキングに対抗するために誕生したのが、ブロックチェーンで管理された、分散型取引所「DEX」です。

airswapの「SWAP」というプロトコルもも、分散型取引所DEXのメリットを引き継いだ取引形式ですが、決定的に違う点があります。

それがオーダーブックの廃止オフチェーン化です。

オーダーブックを採用しない公正な取引

オーダーブックとは、別名「板」と呼ばれるものです。

株やFX、仮想通貨でも短期のトレードを行う方には「板」の方がなじみが深いと思います。オーダーブックは、買いたい人の注文量と価格、売りたい人の注文量と価格、この蓄積を表したものです。

オーダーブックを見ると、トレードの流れが把握でき、価格推移を予測するテクニカル分析にも利用されます。

オーダーブックのデメリット

このオーダーブックは、仮想通貨の価格を必要以上に歪めてしまう危険があるとAirswapは考えています。売り注文が多いオーダーブックを見た投資家は、下落トレンドだと予測を立て、自身も売り注文を出します。

この売りが売りを呼ぶ状態は、著しく価格が下落し、公平な取引価格ではないというのです買いが買いを呼び価格が暴騰した状態も同じです。

このオーダーブック情報による価格変動は、自然に発生するものだけではなく、一部の大手投資家や、取引所による情報の改ざんによって、意図的に利用されているともいわれます。

フロントランニングと呼ばれる手法です。airswapは、オーダーブックを廃止し、より公正な取引を目指しオラクルAPIシステムを採用しました。

オラクルAPIは過去の取引記録、他の仮想通貨の取引状態、などを参考にした独自の価格算定プログラムです。

オフチェーンを取り入れたブロックチェーン

airswapの分散型トレードシステムは、買い注文を出す「maker」、注文を見て売りたいと意思表示を示す「taker」、売買の情報全体を管理し仲介をするプログラム「indexer」で成り立っています。

  1. makerが買い注文
  2. indexerが承認し売主を募集
  3. takerが売却の意思を示す
  4. makerとtakerが直接交渉
  5. 所有権移転

という流れで取引が行われます。これらを全てスマートコントラクトに記録をすると、容量が非常に大きくなってしまいます。

そこで、所有権の移転のみをスマートコントラクトに記載し、売買の過程は別のオフチェーンへ記録する方法が採用されました。

オフチェーンとは

オフチェーンはブロックチェーンの進化版です。

初期のブロックチェーンは、ナカモトサトシ氏によって考案され、ビットコインの記録に使われています。このブロックチェーンは容量の問題や、ブロックの生成時間などの問題があり、多くの改良版ブロックチェーンが考案されてきました。

イーサリアムの持つスマートコントラクトもブロックチェーンの付加価値を高めた改良版で、ブロックチェーン2.0と呼ばれています。

現在は更に利便性を高めた、ブロックチェーン3.0時代へ突入し、ブロックチェーンと連携するブロックチェーン以外へ記録を残す、オフチェーンという技術も生まれてきました。

既存の取引所と比較したメリット・デメリット

airswapは、既存の銀行型取引所の問題点を分散型取引によって解決しています。これは分散型取引所DEXにも同じ効果があります。

メリット・デメリットをいくつか紹介します。

手数料が安い

スマートコントラクトで管理することで高度に自動化を実現します。スマートコントラクトは、契約と契約の定義をブロックチェーンに記録し、定義が成立した時点で自動に履行を済ませるシステムです。自動販売機に例えられることが多くあります。

  • お金を入れ商品を選びボタンを押す(定義が成立)
  • 商品を払い出す(自動履行)

自動販売機は、「お金を入れる」「商品を選ぶ」という2つの定義があり、この2つの定義が成立した時点で、「商品を払い出す」自動的履行が行われます。

分散型管理によってハッキングを防止

分散型管理は、多くのマイナーが参加し管理を分散化することで、中央サーバーの様な情報が集中した「局所」がありません。

そのためハッキングに強いという特徴があります。又、中央サーバーを所有する銀行型は、サーバーの守るためのセキュリティーに、莫大なお金がかかっているといいます。このコストは手数料に上乗せされ利用者が支払っています。

フロントランニングを防止できる

フロントランインングとは、顧客の情報を利用した自己売買のことを言います。

仮想通貨取引所は、取引が成立しそうなトランザクションより、手数料を高く設定した同じオーダーを作り、先回りして割り込むことで取引を横取りすることが可能だといわれています。

また、仮想通貨取引所が悪意を持って、オーダーブック(板)情報を操作し価格調整を試みることにも使われます。

具体的には、自分の所有する仮想通貨売りに出し自分で買う、という自作自演を繰り返し、あたかも取引のに活況があるように見せかけ、価格を吊り上げることをいいます。全く逆の方法で価格を下げることもできます。

安全性

銀行型取引所で取引をする場合は、自分の持つ「秘密鍵」を取引所へ公開する必要があります。更に、取り引き最中はオンライン状に資産があるHOT状態のため、ハッキングによるリスクが高まります。

airswapは、売オーダーと買いオーダーをオンライン上で引き合わせます。直接に売り買いによる所有権の移転を行う為、秘密鍵を取引所へ公開する必要はありません。

匿名性が高い

airswapを利用するに、個人情報の提供は必要ありません。

売買の意思表示を示せば、それに見合った相手が紹介されるシステムです。共有される情報は、売買の意思表示と価格、そして送金先のアドレスだけです。

デメリット

  • 当事者が直接に売買の交渉をしなくてはなりません
  • 短期トレードによる利益が取りにくい
  • 匿名性の高さは、マネーロンダリングやテロリストの資金に使われる可能性も
  • 仲介者がいないので自己責任で取引

airswapの過去のチャート推移・時価総額

airswapの公開から2018年5月までのチャート価格です。青色が時価総額、茶色がETHをペアにした時の価格推移になります。

airswapは公開直後に大きく価格が下落し「ICO」割れをします。ICOは、新規で仮想通貨を発行し開発資金を集める手法です。
通常ICOで販売する価格は、公開時の価格よりも割安で販売され、投資家のメリットを強調します。

1AST=0.001ETHでICOにて資金調達。AirswapはERC20トークンなのでETHを基軸通貨にしてICOが行われました。

airswapはICOで販売した価格よりも高い値段で、上場し流通を始めましたが、売りの圧力が強くみるみる下落します。上場の翌日にはICOでの販売価格を割り込み、2017年11月には半値以下の価値まで下落を記録。

その為、ICO投資の失敗例として引き合いに出される不名誉な結果に甘んじています。上場後の平均価格は約0.0005ETH付近です。

2017年末から2018年初頭の、仮想通貨全体の需要の伸びに後押しされ、チャート価格は高騰します。
その後の調整局面を迎え再度下落し復調の目途は立っていません。
現在のランキングは200位付近で低調な感じは否めません。

airswapの開発状況と将来性

airswapのの特長やチャート価格から将来性を予測してみます。

airswapの将来性

airswapは、分散型取引所DEXとしての利点を大きく利用して、誰でも簡単にトークン同士を交換できるプラットフォームの構築を目指しています。ICOの価格は割り込んでいますが、開発次第では反発する可能性は大きく秘めています。2018年2月から「Token Trader」が始動を開始し、50種類のトークンを交換可能です。

直観的な売り買いが可能で気軽なフリーマーケットという表現がぴったりとくる、明るく、開放的なイメージです。

仮想通貨の世界は、IOTと連携した「トークンエコノミー」という新しい経済環境を生み出そうとしています。

第四次産業革命の一環です。

企業や団体が、簡単にトークンを発行、交換、売却し、ポイントの様に利用する。無数の沢山のトークンが生み出される世の中で、airswapの存在価値は高いのではないかと予想しています。皆さんが普通に持っているポイントがトークンという形になって、どこでも使えて売ったり買ったりできる。

そんなトークンの使い方、トークンエコノミーが現実になろうとしています。トークンエコノミーでairswapがプラットフォームになれる可能性は高いと思われます。

開発状況

2017年の開発

  • トークンローンチ
  • The Index(インデックス)ベータ版発表
  • スワップインデクサーの実装ベータ版
  • Market Maker API(マーケットメーカーAPI)ベータ版
  • Partner Network API(パートナーネットワークAPI)ベータ版

2017年はベータ版をリリースをしました。2018年は、ベータ版のバグや不具合を修正する「デバック」を行い正規版としてローンチさせる予定です。

2018年2月にToken Traderがリリースされました。Token Traderはベースとなるインデックスシステムで、ここから機能が付加されていきます。

airswapを購入できる取引所

国内の取引所ではRトークンの取引は行われておらず、海外の取引所でのみ購入することができます

リヴェインが購入可能な主な取引所は以下の通りです。

  • Binance

ただし、海外の取引所で購入するにしても、まずは国内の取引所でビットコインを購入した後に、送金する必要があるため、国内の取引所の登録は必須です!

まだ、国内取引所の登録が済んでいない方は、以下より簡単に解説が可能です。

「はじめてのビットコイン」では、「bitbank」をおすすめしています。

ビットバンク公式へ

*bitbankの詳細についてはこの記事をご覧ください。

本記事は仮想通貨取引所である「 」の概要から登録方法・使い方・手数料・評判をまとめていきます。 ビットバンクは他の国内取引所と比べて比較

まとめ

airswapはこんな特徴や将来性を持った仮想通貨でした。

  • 分散型取引所「DEX」のデメリットを克服
  • 気軽に簡単にトークンを交換できる
  • オーダーブックを利用しない取引
  • オフチェーンの採用
  • トークンエコノミーの世界では存在価値は上がる

airswapは、「当事者のみで、安全で公正な、仮想通貨の取り引きができるシステム」をビジョンに掲げる仮想通貨でした。スマートフォンの中で、簡単に交換でき、フリマに参加する様な手軽な感覚でトークンを交換できます。

今後、ブロックチェンは益々社会へ浸透し、新しいトークンも沢山生まれてきます。投資やトレードの対象として注目が集まった仮想通貨ですが、2019年以降は、身の周りにトークンが実際に存在する「トークンエコノミー」の世界が誕生してきます。

airswapは、スマホだけで簡単にトークン同士を交換できるプラットフォームです。トークンエコノミーの世界と協調できるポイントは多く、存在価値が高まる可能性があります。

ICO割れで不本意な評価が続くairswapですが、今が底値で投資のチャンスかもしれません。


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