仮想通貨Vertcoin(ヴァートコイン/VTC)とは?特徴と過去チャート、将来性をまとめ

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Vertcoin(ヴァートコイン/VTC)とは、現在ビットコインなどの主力通貨のマイニングに使われているASIC(エーシック)の対策を目的に開発された仮想通貨です。

マイニングが産業化している現在、一部のマイニング業者に権力が集中しないように仮想通貨の分権化を目指しています。

そんなVertcoinについて、マイニングの基礎からご紹介します。

<本記事の要約>

忙しい人向け!Vercoinとは?

  • 非中央集権型のマイニング
  • ASIC耐性のマイニングアルゴリズム
  • ICOやプレセールを行っていない

Vretcoinとは

名称Vertcoin
通貨単位VTC
発行日2014年1月8日
発行上限数8400000VTC
時価総額得ランキング153位

(2018年5月現在)

Vertcoinは多くの仮想通貨で採用されているマイニングの電気の使用量を削減するために開発された通貨です。

現在多くの仮想通貨はマイニングによって取引の承認作業を行っています。

しかし現在マイニングの産業化が進んでおり、専用機材(ASIC)が無いとマイニングをするのは難しい状況にあります。よって個人が参入しにくく、マイニング業者が多くの仮想通貨の動向を握ってしまう状態に陥っています。

このような状況を打開するため、マイニング業者が参入しにくいような仕組みづくりが重要視されており、その仕組みを作るのがVertcoinです。

Vertcoinは権力の分散化を進めるためにプレマイニングやICO、エアドロップを一切行わずボランティアによるメンバーによって運営されています。

Vertcoinはそのような仕組みでもって仮想通貨の完全な分権化を目指している通貨です。

▼マイニングとは?

マイニング(mining)という言葉を聞いたことがありますか? ここでは、 ①そもそもマイニングってなに? ②マイニングって実

Vertcoinの特徴

それではVertcoinの特徴をひとつずつ見ていきましょう!

Vercoinの主な特徴はこちら

  • 非中央集権型のマイニング
  • ASIC耐性のマイニングアルゴリズム
  • ICOやプレセールを行っていない

非中央集権型のマイニング

Vertcoinの多くの特徴はマイニングに関する特徴ですので、まずマイニングについての理解を深めておきましょう。

GPUマイニング

GPU(グラフィックボード)とは、ゲームをするときに映像を滑らかに映すなど画像処理を専門としたパソコンの演算装置のことです。

GPUは単純かつ膨大な量のデータを短時間で処理する能力に長けているので、単純かつ膨大な量の計算をしなければいけないマイニングに向いています。

GPUはその種類によってマイニングが得意なコインと苦手なコインが分かれます。

例えば、イーサリアム系のコインはRadeonという種類のGPUが向いている一方で、ビットコイン系のコインはGeForceという種類のGPUが向いています。

一般的なマイニング用のGPUの値段は5万円~7万円です。

ASICは値段が高くて手が届かない、でも有名なコインをマイニングしてみたいという方にはおすすめです。

CPUマイニング

CPUとは、パソコンの中心となり全体の処理や計算を行う「頭脳」といえる部分です。

CPUはプログラムの解釈・実行を行う汎用的な装置なので、一つのことに特化しているわけではありません。

したがって、単純かつ大量のデータを短時間で処理することが得意なGPUや特定の計算処理をするためだけに作られたASICに比べてCPUマイニングは効率が悪く、電力消費量が激しいです。

しかし、マイニングのためだけにASICやGPUを買うお金がない人にとって、CPUマイニングは誰でも手持ちのパソコンでマイニング出来る方法といえます。しかも、アルトコインの中にはCPUでのマイニングが可能なコインもあります。

例えば、日本発の仮想通貨であるBitZeny

BitZenyは「Yesrypt」という認証アルゴリズムを採用しています。このアルゴリズムはGPU/ASICが苦手とする数当てゲームに特化したアルゴリズムであるため、初心者の方でも自分のPCでマイニングを容易にできます

本記事では日本産の仮想通貨として注目を集めている仮想通貨bitZeny(ビットゼニー/ZNY)のマイニング方法をまとめたいと思います。 マイニング

ASICマイニング

ASICはマイニング専用のハードウェアのことで、ずばり多大なコストがかかります。

ASICは一台10万円~20万円します。これにASICを稼働させるための電気代や場所代など諸々を含めると、軽く数十万円がとびます。個人が気軽にASICマイニングをするのは初期投資という面で難しいと言えます。

しかし、ASICはGPUマイニングやCPUマイニングに比べて効率はとても良いです。

ASICを頑張って2、3台入手することができれば、利益率は高いため、個人だったら働かなくても生活できるレベルの収入になるかもしれません。(仮想通貨の相場価格にも左右されますので事前に収益を計算して行いましょう)

ASICマイニングの詳しいやり方については、以下の記事を参考にしてください。

ビットコインのマイニングの仕組みを解説 本記事は、ビットコインや仮想通貨のマイニングについての初心者向けの解説です。  ビットコインのマイニングを始めた

Vertcoinのマイニング

さて、3種類のマイニング方法を見てきましたが、本題であるVertcoinのマイニングは多くの人がより簡単に参入できる仕組みをコンセプトとし、一般的なGPUを備えたパソコンでマイニングをすることができます。

その秘密は次項でご紹介するマイニングアルゴリズムにあります。

ASIC耐性のマイニングアルゴリズム

Vertcoinはマイニングの寡占化を防ぐために「Lyra2REv2」というコンセンサスアルゴリズムを構築しました。

これにより「ASIC耐性」「電力量削減」が実現されました。

ASIC耐性がついたことにより多くの人がマイニングに参加することができるようになり、多くの人がVertcoinに参加できる仕組みが作られています。

また、ASICからのマイニングを防ぐことによって結果的に世界の電力使用量も減らすことができます。

▼コンセンサスアルゴリズムとは?

「PoW・PoS・PoI」 仮想通貨取引をやっていると必ず出会うこの用語たち。 分からないけど見て見ぬ振り…なんてしていないでしょうか?

ICOやプレセールなどを行っていない

VertcoinはICO、プレセール、プレマイニング等の仮想通貨関連プロジェクトを開始する際に一般的に行われている物を一切実施していません。

公式HPは分権化を推し進めている方向性を打ち出しておりICOやプレセール、遠泳側のロックアップを行うと完全な分権化が促進されないと考えているため、運営側も実際にリリースしてからマイニングを初めて通貨を手に入れているようです。この徹底ぶり。

さらに運営側は全て有志の集まりでボランティアとして開発を進めているようです。

多くの通貨はある程度中央集権的な通貨となってしまっていますが、ここまで分権化を推し進めているコミュニティ通貨は珍しいのではないでしょうか。

Vertcoinのチャート・時価総額

引用:https://coinmarketcap.com/currencies/vertcoin/

Vertocinは2014年にリリースした比較的歴史の長い仮想通貨ですが、2017年には大きな値段の上昇を記録しています。

しかしこの値段の上昇もアルトコインバブルの中の一つであると言えるでしょう。

2018年5月現在は価格を元値に戻してきています。

Vertcoinの将来性・開発状況

Vertocoinは先ほども説明した通り、完全な分権化を目指している通貨と説明しましたが、実際のところそれ以外目立った特徴はありません。

開発状況に関しても、GithubやSNSが頻繁に更新されているわけではないため、開発陣がボランティアで開発を進めているという特徴が関係しているのではないかと考えられます。

開発が進まない以前に市場に出回っている通貨の枚数が少ないので開発が滞りがちになってしまうのは仕方がないのかもしれません。

分権化を目指し、ASIC体制を付けても、実際に個人が多くマイニングを進めたところで値段が上昇しなければマイニングに参加するインセンティブが全く働きません。

分権化を推し進めている通貨はたくさんありますが、他に目立った特徴がない通貨は今後値段が大きく伸びていくと考えることは難しいでしょう。

今後の発表に期待しましょう。

Vertcoinを購入できる取引所

現在Vertcoinを取り扱っている国内の取引所はありませんので海外の取引所で取引する必要があります。

主な海外取引所はこちら

  • Bitrex
  • Poloniex
  • Yobit

海外の取引所で購入するにしても、まずは国内の取引所でビットコインを購入した後に、送金する必要があるため、国内の取引所の登録は必須です!

まだ、国内取引所の登録が済んでいない方は、以下より簡単に開設が可能です。

「はじめてのビットコイン」では、「GMOコイン」をおすすめしています。

GMOコイン公式へ

まとめ

Vertcoinをまとめるとこのようになります。

  • 非中央集権型のマイニング
  • ASIC耐性のマイニングアルゴリズム
  • ICOやプレセールを行っていない

現在は完全なる分散管理以外に目立った特徴のない通貨で今後のポテンシャルは低いと思われますが、今後の運営によるアップデート次第によっては大きく値段を延ばす可能性もあるので注目に値する仮想通貨の一つです。


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