仮想通貨IoT Chain(アイオーティーチェーン/ITC)とは?特徴と過去チャート、将来性をまとめ

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IoT Chain (アイオーティーチェーン)は、ブロックチェーンに似たDAGという技術を用いてIoTを管理するプラットフォームです。

IoTはInternet-of-Thingsの略で、家電などの身の回りの様々なモノがインターネットに接続されることを指します。

IoT上で利用されることを想定した仮想通貨として他にIOTAも存在しますが、IoT Chain は中国版のIOTAとも呼ばれています。本記事では、IoT Chain (アイオーティーチェーン)の特徴などについて説明していきます。

<本記事の要約>

忙しい人向け!IoT Chainとは?

  • DAG・PBFT・SPV・CPSの実装
  • 4つの特徴がある
  • 将来性は今後に期待

IoT Chain とは

名称アイオーティーチェーン/IoT Chain
通貨単位ITC
発行日2017年12月10日
発行上限数100,000,000ITC
海外取引所Huobi、OKEx、Kucoin

IoT Chain (アイオーティーチェーン)では、インターネットに接続された機器(IoT)にブロックチェーンベースの技術を搭載することを目的としています。

WhitePaperによると、中央集権的な構成のIoTデバイスに比べて分散型のネットワーク構成を取るIoT Chainを搭載したデバイスはよりセキュアになりハッキングの可能性が低くなると主張しています。

IoT Chainは簡易的なOSとして開発され、DAG、PBFT、SPV、CPSなど4つの主要な技術を取り入れています。

また、ソリューションとして、IoTに関わるコスト軽減、セキュリティの強化、ユーザーデータの収益化などを提案しています。

このプラットフォームで用いられるトークン(仮想通貨)がIoT Chain(アイ
オーティーチェーン/ITC)で、まだ公開されて日が浅い仮想通貨です。

IoT Chainの特徴

IoT Chainは、IoTのセキュリティーを高め、IoT管理を容易にするように作られています。特徴は主に4つあります。

  • DAG (Directed acyclic graph)
  • PBFT (Practical Byzantine Fault Tolelance)
  • SPV (Simple Payment Verification)
  • CPS (Cyber Physical System)

本記事ではそれぞれについて説明していきます。

DAG

DAGは網目状に取引履歴を生成・管理する方法で、鎖状のブロックチェーンと比べて一定時間内に数多くの取引データが結合できます。

これによって送金時間が早くなり、マイナーへの手数料が抑えられ手数料も安くなります。IoT ChainではこのDAGを採用することで性能のそれほど高くないIoTデバイスでの利用を計画しています。

PBFT

PBFTは、限られた信頼できるコアノードによる合議により取引承認する技術です。

ビットコインが正しい取引履歴の確定にPoWを利用するのに対して、PBFTはいくらか中央集権的ではあるものの迅速で確実な取引ができます。

SPV

SPVはすべての取引履歴をダウンロードしなくても、ウォレットの残高や送金などの機能を利用可能にするための技術です。

SPVのダウンロード作業容量はフルノードの約1/1,000程度とされ、きわめて短時間で検証作業が完了します。

ビットコインにおいてもSPV方式は採用されており、モバイルウォレットなどで活用されています。

性能のあまり高くないIoTデバイスをターゲットにしているIoT ChainにおいてもSPVの対応は必須といっていいでしょう。

CPS

CPSはCyber Physical Systemの略で、送金やスマートコントラクトの実行履歴を解析することで現実世界のIoTデバイスにインテリジェントをもたせることを指します。

4つの特徴

以上のように解説してきたIoT Chainにはどのようなアプリケーションがあるでしょうか?公式サイトでは主に以下の4つをターゲットとして解説されています。

省エネルギー

IoT Chainは省エネルギーに動作します。IoT ChainのOS(オペレーティングシステム)は、日常的なオブジェクトで動作するように設計されています。大量のエネルギー消費をせずに効率よく動作します。これにより高速なノードネットワークが構築できるとのことです。

IoT向けのサーバを必要としない

IoT Chainのネットワークは照明、スマート家電、スマホなどのIoTデバイスで構成され、所有者により自己管理されています。

この数百万のデバイスからなるネットワークでデータの記憶や転送が行われています。

これを一つのサーバーでこなすには莫大な経費がかかります。

しかしこのように分散化したノードを逆に活用すれば、攻撃者側かかなりのコストをかけなければ攻撃できず、これが安全につながるとのことです。

プライバシーソリューション

IoT Chainのネットワークでは、中央集権的なサービス提供者が存在しないため、個人情報を企業側に提供する必要がありません。

個人が許可する場合にのみ、必要なユーザデータを共有することができます。

ビジネスソリューション

iot-chainのネットワークで生成されるユーザーデータに個人データにリンクできないことを保証すれば、企業は合法的にユーザーデータを販売することができるようになります。

またこのユーザーデータに企業がアクセスする際は、ユーザーの許可が必要となり、それに応じてユーザーに報酬を与えることもできます。

IoT Chainの過去のチャート推移・時価総額

チャート画像:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/iot-chain/

公開当初は0.81ドル辺りで推移し、その後、2017年12月から2018年1月にかけて急騰し、現在(5月27日)は0.91ドルになっています。2018年1月の急騰は他の仮想通貨とほぼ同じ動きと言えますが、落ち込み方が激しい印象があります。2月以降はほぼ横倍的な動きになっています。2018年5月28日の時点での時価総額は、50億円で、ランキングは211位になっています。

IoT Chainの開発状況と将来性

開発状況

IoTの重要性とニーズの高まりを受けて、IoT Chainはブロックチェーンに似たDAGなどを活用してIoTを管理するシステムとして開発されています。

この開発チームを率いるのが、スマートデバイスの分野を4年以上携わってきたCEOのXie Zhuopeng氏です。

共同創設者にはブロックチェーン技術の専門家であるLyu Xinhao氏がいます。

最高財務責任者には、2017年にJPモルガンのAPACクライアント諮問委員会に選ばれた趙丹氏が抜擢されています。

Unionpayのクレジットカードチップ暗号化の基準の確立に貢献したJi Xinhua氏も参加しています。この他、仮想通貨における中国の優秀な人材を集めたチーム編成となっています。

将来性

2018年はDAGが脚光を浴びて仮想業界における技術革新の波が訪れる可能性もあります。

IoT Chainは中国に向けたIoTプラットフォームですが、分散型ネットワークの特性上、世界中のどこでも利用可能です。

今後、実際にIoT Chainを利用したIoT機器が登場すれば非常に大きな注目を浴びる可能性もあります。

ただし、現状では取引所に上場しているのは、資金調達のために発行されたイーサリアムのトークンのみとなっています。ホワイトペーパーで説明されているIoT Chainのメインネットは現在開発中であり、2018年中の公開を目標にしています。

IoT Chainのホワイトペーパーでは、やたらと安全性について強調されていましたが、実際のIoTデバイスの安全性はデバイスに書き込むソースコードの質によるところが多いので、現段階では安全性に関しては期待しないほうがいいでしょう。

分散型のIoTデバイスプラットフォームというコンセプトは面白いですが、まだまだ発展途上でどうなるかわからないものと見た方がいいのではないかと思います。

IoT Chainを購入できる取引所

IoT Chainアイオーティーチェーン/ITC)の取扱いは今の所、国内の取引所では予定も含めてないようです。取り扱っている取引所は、Huobi、OKEx、Kucoinなどとなります。

Huobi

中国三大取引所の一つとして知られ、2013年9月にサービスを開始した仮想通貨取引所です。日本語に対応しているので、日本人には何かと安心な面があります。一時期サービスを停止しましたが、香港に拠点を移したり、シンガポールで「Huobi Pro」を立ち上げ復活しています。扱っている仮想通貨の種類80種類以上とされています。

OKEx

中国三大取引所の一つとして知られる仮想通貨取引所です。積極的にICO直後の仮想通貨を取り扱っています。取扱う仮想通貨は100種類を軽く越えています。まだ日本では知名度が低く、日本語表記もありません。口座開設に際しては、グーグルの翻訳機能を使うと便利です。

Kucoin

中国の香港に拠点を置く仮想通貨取引所で、第二Binanceとも呼ばれています。日本語表示もあり、世界有数規模を誇る取引所として知られています。取り扱っている仮想通貨の数は約70種類以上とされています。取引ツールの使い勝手も良く日本のユーザーが多くなっています。取引所独自のトークン「KCS」もあり、これを持っていると手数料が割引になることもあります。

海外の取引所で購入するにしても、まずは国内の取引所でビットコインを購入した後に、送金する必要があるため、国内の取引所の登録は必須です!

まだ、国内取引所の登録が済んでいない方は、以下より簡単に開設が可能です。

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まとめ

  • DAG・PBFT・SPV・CPSの実装
  • 4つの特徴がある
  • 将来性は今後に期待

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