仮想通貨Particl(パーティクル/PART)とは?特徴と過去チャート、将来性をまとめ

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本記事は仮想通貨Particl(パーティクル/PART)の特長について解説していきます。

仮想通貨のプライバシーに焦点を当てたプロジェクトを進めるParticl(パーティクル/PART)

Particlのシステムを利用すると、送金した仮想通貨の「送金量」を公開することなく、隠したままにできるといいます。
このシステムを利用したマーケットプレイスの構築がすすめられています。

世界最大級の仮想通貨取引所Binanceにも上場された、Particl(パーティクル/PART)チャート価格、特徴、将来性を詳しく解説します。

<本記事の要約>

忙しい人向け!particlとは?

  • 仮想通貨取引の匿名性を強化
  • 多くの仮想通貨をサポートする「Dapp」
  • Particl Marketplaceの開発に注力
  • 開発の進捗に勢いが感じられない

particlとは

名称Particl(パーティクル)
通貨単位PART
公開日2017年7月17日
発行上限数866万枚
システムProof of Stake
時価総額約88億円
ランキング152位
一枚当たり/ZCL約9ドル
国内取引所無し
海外取引所Binance他

(2018年6月現在)

particlは匿名性を強化して仮想通貨の送金ができる分散型アプリケーションの「Dapp」です。
particlのシステムがプラットフォームになり、多くの仮想通貨をサポートすることができます。
ビットコインを初めとした、多くの仮想通貨がparticlのシステムを経由することで、匿名性を強化した取引が可能となりました。

2017年7月17日に公開され、時価総額は約88億円。
仮想通貨の時価総額ランキングは150位前後にいます。

particlの特徴

particlは、こんな特徴を持つ仮想通貨です。

  • 匿名性の高いプラットフォーム
  • プライベートマーケットプレイス
  • 多くの仮想通貨が利用可能
  • ShadowCashのメンバーによる開発

匿名性の高いプラットフォーム

particl開発プロジェクトは、「インターネット上でプライバシーを保護するには、最初に情報を集めない、保管しないこと」が重要だといいます。
ブロックチェーンは、パブリックに公開されながら「暗号化技術」でプライバシーを保護するプログラムで、ビットコインを始め多くの仮想通貨を生み出しました。
ブロックチェーンの分散型台帳には情報がノードに分散管理され、情報が集中する局所がありません。

このブロックチェーンに更なる暗号化技術で匿名性を強化したのがparticlです。

particlはブロックチェーン上に構築されたオープンソースで、分散型アプリケーション「Dapp」です。

ビットコインは匿名性の高いシステムか?

ビットコインの移動記録には、ビットコイン保有者のアドレスと送金した送金量が公開されます。
ビットコインのアドレスを遡り「個人や団体をを特定することはできない」とされてきました。

しかし、会社が従業員へビットコインで給料を支払っていたり、ECモールでビットコインで決済をすると、従業員の給料が予想されたり、会社の売り上げがどの程度なのか、送金アドレスから推察することが可能だといいます。

ビットコインは信頼できる第三者を仲介しない代わりに、公開型といわれるパブリックなブロックチェーンによって取引のすべてが暗号化され公にさらされています。

完全な匿名性を実現することは難しいと言えます。

Confidential Transactionsとは

Confidential Transactionsのシステムは、移動したビットコインの送金量を隠すことができるプロトコルです。
Aというアドレスから、Bというアドレスへビットコインが送金されたとします。
その記録はブロックチェーン上にパブリックな情報として公開されますが、送金量の部分は関係者(秘密鍵)を持ったものにしか公開されません
これによりプライベートを高めることができると期待されています。

プライベートマーケットプレイス

既存のマーケットプレイスには中央集権的な運営者の存在が欠かせません。
運営者は、マーケットプレイス全体の管理運営をするコストを負担する代わりに、ユーザーや出店者の購入履歴、決算方法、個人情報など、取引におけるあらゆる情報を一元的に管理することが可能です。
Amazon、楽天、Yahooなどが中央集権的な運営者にあたります。

particlはプライバシーを確保するには「情報を集めない、管理しない」それが唯一の方法だといっています。

particlのプライベートマーケットプレイスでは、販売者と購入者を直接に結びつけ、本来は第三者である運営者を仲介しない、シンプルなシステムを構築しています。

第三者を仲介させないことで情報が集まるポイントを無くしてしまうのが目標です。
また、分散型マーケットプレイスには、第三者を仲介させないことでコスト面の優位性もあります。

多くの仮想通貨が利用可能

particlのマーケットプレイスでは、ほぼすべての仮想通貨を利用することができます
内部システム的には、それぞれの仮想通貨をPartに交換し決済をしますが、一般ユーザーにそれが見えることはなく、ストレスなく利用することができます。

悪用が避けられるのかがポイント
particlの匿名性の高さは、悪用にどう対処するかという課題をもっています。
仮想通貨は、不法に取得した資金のマネーロンダリングを防ぐことが難しいといわれています。
ビットコインの匿名性を強化することは、マネーロンダリングを助長させる危険もはらんでいるのです。
ビジネスコンサルタント、国際弁護士のアドバイスを受け悪用に対処するシステムの構築を目指しています。

ShadowCashのメンバーによる開発

particlの開発メンバーは元々ShadowCash(シャドーキャッシュ)という匿名性の高いトークンの開発グループです。
ShadowCashは、2017年4月にプロジェクトの終了が発表され取引所の上場も廃止されました。
ShadowCash(シャドーキャッシュ)が終了し、プロジェクトの後継を引き継いだのがParticlです。

particlの過去のチャート推移・時価総額

引用:https://coinmarketcap.com/currencies/particl/

開始価格 1Part:約7ドル(2017年7月)
最高値  1Part:約50ドル (2018年1月)
最安値  1Part:約5ドル(2017年7月)
倍率       :約10倍

2018年6月初頭
時価総額 :約88億円
ランキング:152位
直近価格 1Part:約9ドル(2018年6月)

2017年7月の取引開始は7ドル付近でスタートしました。チャート価格は安定することなく何度かの上昇と調整局面を繰り返しますが、1Part/8ドル~10ドル付近を推移し、比較的高い価値を維持しています。

2017年末から2018年の初頭にかけて仮想通貨全体の需要が大きく伸び、バブル的な値上がりを見せます。

particlも2018年1月に過去最高値を記録しています。
particlは最高発行枚数が少ない
866万枚と最大発行数が少なく抑えられているために、他の仮想通貨と比べると一枚当たりの価格は高く維持されています。

有名な仮想通貨のリップルは1000億枚、イーサリアムは無制限、と比較すると866万枚という枚数の少なさがわかります。

particlの開発状況と将来性

開発状況

開発中のシステムは次のようになります。

  • ハードウェア署名デバイスのサポート
  • ハードウォレットの初期サポート
  • ステルスアドレスV2
  • Particl Marketplaceアルファ版

開発予定

  • Particl Marketplaceガバナンス
  • Particl Marketplaceメールシステム
  • Particl Marketplaceベータ版をリリース
  • Particl Marketplace完全版をリリース

将来性

プロジェクトには将来性を期待できそうな計画が複数ありますが、多くは開発段階です。
第三者を仲介させない「チャット機能」「匿名性を持ったParticl Marketplace」もアルファー版のリリースまでです。

開発予定(未着手)の予定にはParticl Marketplaceの項目が並びます。
開発はParticl Marketplaceに注力して進められるのでしょう。
残念ながら公式HPからは予定年月日は確認できませんでした。

Particl Marketplaceの完全版がリリースされ、市場でのユーザーの評価が本来のParticlの価値になります。

particlを購入できる取引所

particlは国内の仮想通貨取引所では取り扱いがありません。
購入には海外の取引所を利用するしかありません。

海外の取引所で購入するにしても、まずは国内の取引所でビットコインを購入した後に、送金する必要があるため、国内の取引所の登録は必須です!

まだ、国内取引所の登録が済んでいない方は、以下より簡単に開設が可能です。

「はじめてのビットコイン」では、「GMOコイン」をおすすめしています。

GMOコイン公式へ

まとめ

particlはこんな特徴を持った仮想通貨でした。

  • 仮想通貨取引の匿名性を強化
  • 多くの仮想通貨をサポートする「Dapp」
  • Particl Marketplaceの開発に注力
  • 開発の進捗に勢いが感じられない

particlはビットコインをはじめとした、仮想通貨取引の匿名性を強化することをプロジェクトにした仮想通貨でした。

パブリックに公開されることで取引の信用を確立するブロックチェーンで、移動する仮想通貨の量を秘匿するというプロトコルを実装しています。

匿名性を担保した、Particl Marketplaceの構築に開発ソースを注力し、アルファー版が公開されました。

アルファー版の次にベータ版、そして完全版とリリースが続く予定です。
しかし、匿名性の高さはマネーロンダリングを始めとした、悪用の危険もはらんでいると指摘をされています。

ブロックチェーンにおいて公開性と秘匿性は矛盾することなく、共存しなくてはなりません

秘匿性を担保を強化したparticlは多くの支持を集め将来性に大きな期待が寄せられています。

同時に安全性を毀損することがないようなシステムの開発も求められています。


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