NEMのハーベスト(マイニング)とは?仕組みからNano Walletの使い方まで解説

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本記事ではNEMのハーベストについて詳しく解説していきます。

ハーベストとは何か?どうやったらできるのか?等の疑問について答えていきます。

ハーベストとは

一言で言うと「ハーベスト」とは…

ビットコインでいうマイニングのような仕組みのこと。

NEMのネットワーク運営に協力することで報酬としてNEMを貰うことができる仕組みです。

このネットワーク運営に参加することをビットコインならマイニングNEMならハーベストと言います。

ここではビットコインのマイニングと比較しながらNEMのハーベストについて説明します。

ハーベストとマイニングの違い

そもそも、ビットコインのマイニングとは仮想通貨のネットワーク運営に参加することで報酬がもらえる仕組みのことです。

▼マイニングについてもっと詳しく

マイニング(mining)という言葉を聞いたことがありますか? ここでは、 ①そもそもマイニングってなに? ②マイニングって実

仮想通貨は中央集権的な管理者が存在しないため、このような仕組みがないと運営が成り立ちません。

マイニングに類似した機能は仮想通貨と呼ばれるものほぼ全てに存在しています。

ただし、何をもってネットワークの運営に貢献したか評価する仕組みには通貨ごとに違いがあります。

例えば…

  • ビットコインではProof of Work (PoW) という方式
  • リスクやPeerCoinではProof of Stake (PoS)という方式
  • NEMではProof of Importanceという方式(ハーベスト)

NEMのハーベストが何かを理解するために、その違いについて少しご紹介しましょう。

Proof of Work (PoW)

PoWは暗号学的に安全な取引履歴を作成するために必要な計算機リソースを多く提供した人がネットワークの維持に貢献したと見なされる方式です。

PoWは暗号学的に安全な取引履歴を作成するために計算機リソースを注ぎ込んだ人が評価される純粋な計算機競争です。

ただしPoWには、競争が激しくなると電力が過剰に消費されてしまうという欠点があります。これを解決するのが次に紹介するPoSです。

Proof of Stake (PoS)

PoSでは、提供した計算量だけではなく所持しているコインの数が評価されます。これはコインを多く持っている人は、自身のコインの価値が下がるような不正な取引履歴は作らない、正しい取引履歴を作るだろうと考えられるためです。

ある程度コインを所持しており信用のある計算機は、少ない計算機リソースでもマイニング報酬を得ることができるため、ネットワーク運営が省リソース化されます。

ただし、PoSはコインを多く持っている人が多くの報酬を受け取るため、富めるものがさらに富んでしまうという欠点があります。

これを解決するのがNEMのPoIという仕組みです。

Proof of Importance (PoI)

NEMは、PoIという独自の仕組みを導入しています。

これはネットワークへの貢献度としてImportance(重要度)を評価します。重要度にはいくつかの指標があります。

  • コインをどれだけ沢山持っているか
  • どれだけの期間多くのコインを保有しているか
  • 多くのノードとコインをやりとりしているか

これらを評価する仕組みも導入しており、Googleの検索エンジンの評価アルゴリズムと似た方式であると言われています。

(詳しい仕組みは公式のドキュメントに記述があります。)

このPoIに参加することを「ハーベスト」と呼びます。

ハーベストのやり方

では、NEMのネットワーク運営に参加してハーベスト報酬を受け取るにはどうすればいいでしょうか?

実は以下の条件を満たせば放置しているだけで可能です。

  • NEMを10000枚以上買う
  • Nano Walletに送金して既得バランスが10000を超えるまで保持する
  • Nano Wallet上でハーベストの設定を行う。
  • 報酬が入るまで待つ

上記についてひとつひとつ解説していきます!

NEMを10,000枚以上買う

これが一番ハードル高いかもしれません。2018年5月現在NEM1枚は約44円、10,000枚ならば合計440,000円。莫大な額です。

引用:https://coinmarketcap.com/currencies/nem/

ハーベストするためにNEMを440,000円買うよりは、ビットコインガチホしていた方がいいのでは…という説があります。ここはNEMへの忠誠心が試されます。

Nano Walletに10,000NEM送金する

さて、次に必要なのはNano Walletへ10,000NEM送金すること。

▼Nano Walletについてはこちらをご覧ください。

Nano Walletとは、仮想通貨NEMの公式ウォレットです。 本記事ではNEMのNano Walletの使い方(アカウント作成&送金)を解説し

送金が承認されると下記のようになります。

この場合、計15,755NEMがNano Walletに送金されていることになります。

ウォレットでこのように充分な金額が確認されれば準備はOKです。

サービスタブを開いてデリゲートハーべスティング(委任画面)へ移動

デリゲートアカウント(委任アカウント)管理ボタンを押します。

次に、下記の画面でアカウントのパスワードを入力して送信ボタンを押します。

デリゲートハーべスティングというのは、ハーベストをスーパーノードと呼ばれるノードに任せるための手続きです。(委任せずに自分でハーべスティングする方法もありますが、常時ネット接続状態でPCを立ち上げる必要があるので、こっちの方が手軽です)

実際の作業はスーパーノードと呼ばれるノードに委任することになりますので、PCの電源は落としても問題ありません。本当に待つだけです。

既得バランスが10000を超えるまで待つ

既得バランスというのは、NEMの保有期間を評価するための方法で、NEMを保持し続けるとだんだんと溜まっていくポイントのようなものです。毎日少しずつ貯まります。

この既得バランスが10000超えないと、ハーベストには参加できません。既得バランスのたまり方は下記のようになっています。

(1日に増える既得バランス) = ( (保持しているNEMの数) – (既得バランス) )/ 10

例えば15,000 NEM所持していれば、既得バランスは、

初日 +1,500 NEM

二日目 +1,350 NEM

三日目 + 1,215 NEM

・・・というように増えていきます。

以上から実はNEMをちょうど10000枚持っているだけでは永遠に既得バランスは10000に到達しません。少し多めに買いましょう。

ハーベスト報酬が入るまで待つ

以上の設定をした上で既得バランスが10,000を超えると、しばらくするとハーベスト報酬がもらえます(ただし、いつハーベスト報酬をもらえるかはケースバイケースのようです)。

(2017/11/29:追記)

初めてのハーベスト報酬:1NEM(約:28円)が無事取得できました!ハーベスト設定をしたのが11/28だったので約11日で完了です。

ハーベスト報酬がいつまでたっても貰えない場合

Nano Walletの収穫パネルのリモートステータスとハーべスティングが両方有効になっていることを確認してください。

無効になっている場合、再度デリゲートハーべスティングの開始ボタンを押して設定し直しましょう(接続先のノードが再起動した場合に向こうになってしまうことがあるようです)。

まとめ

  • NEMのハーべストはビットコインのマイニングを改良した仕組み
  • 10000NEMをNano Walletに送金して設定すればOK

NEMは触って見たりドキュメントを読んだりしていると、ビットコインよりは落ち着いた思想で実用性重視で設計されている気がして好印象ですね。

モザイク・ネームスペース、アポスティーユとなかなかお手軽に使えるおもしろ機能があるみたいなので追ってまとめます。

NEMを購入して試してみたい場合、コインチェックで購入できるのでどうぞ!

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