リップルのこれから ~実際に使われるためには~

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寄付や報酬という形式で世にXRPをばらまくリップルに関してまとめ、今後について考えてみました。

リップルが抱える問題

リップル(XRP)は仮想通貨の時価総額ランキングで第三位の位置をキープしています。

大手金融機関と多く連携を図っており、新たな国際送金システムを実現しようとしている実力派の仮想通貨ですが、ある問題を抱えています。

それは...実際に使われていないことです。

NewYorkTimesの記事には「投機的なトレード目的で売買されるが、実際の送金手段としてほとんど利用されていない」と紹介されています。

投機的な売買しかされていない仮想通貨は、決済や送金の機能性といった本来の目的を失ってしまっているのが現状です。

これはリップルだけでなく、どの仮想通貨にも言えることではないでしょうか。

リップルの方向性

実際、近所のコンビニやスーパーで仮想通貨による決済を行う環境は未だ整っていません。

その中で、リップルは人々に国際送金で使用してもらえるようにすることに集中するつもりでいます。

XRPを使ってロンドンに住む友人へ国際送金したい際には、まずは自分で20万円をXRPに変換します。そして、送金を行い、受け取った友人は恐らくポンドやユーロに変換します。リップルはこうした資金の変換を円滑に行えるように、金融機関や国際的な決済プロバイダーとの結びつきを強めてきました。

どうすれば実際に使ってもらえるのか

実際に人々がXRPを多く保有していることがまず重要なことです。

「人々にXRPをいかに流通させるか」という課題にリップルは取り組んでいるのです。

今年の3月には、29百万ドル(約32億円)分のXRPを教材購入の支援を目的に米国の学校に寄付しています。

また、5月には俳優でリップル投資家でもあるAshton Kutcherがリップル社に代わって、野生動物保護財団である「The Ellen DeGeneres Wildlife Fund」に4百万ドル(約4億4千万円)分のXRPを寄付しています。

しかし、リップル社はただ寄付するだけではありません。

XRPを使った人達に報酬を与えることで、流通量をさらに増やそうとしています。

例えば2017年の10月、リップル社は「RippleNet Accelerator Program」に約30億ドル(約3300億円)もの大金を贈与しています。

「RippleNet Accelerator Program」はRippleプロダクト(RippleNet/xCurrent/xRapid/xVia)やXRPを使用している金融機関に報酬を与えるプログラムです。

また今年5月には、デジタル資産XRPとXRPレジャーに関わる製品やサービスを開発する企業に「投資、インキュベート、M&A、補助金等」の支援を行うプロジェクト「Xpring」を設立しました。

XRPの流通量

2013年、リップル社は1000億枚のXRPを発行しました。その際、リップル社は発行した分の80%を保有していました。(現在も半分以上を保有)

これによって、リップル社はXRPのマーケットを支配する圧倒的な力を有すこととなり、人々が投資を行う懸念材料にもなっていました。しかし、寄付や贈与という形で流通量を増やすリップル社の戦略からすれば、たくさんのXRPが世に放たれることに変わりなかったということになります。

しかし、リップルの寄付や贈与といった策に対して良いイメージばかりではなく、そうした寄付活動に懐疑的なイギリスの裁判所やリップル社のXRP大量保有に対して米国で訴訟を起こす者もいるのが現状です。

まとめ

Asheesh Birla(リップル社マネージャー)は「本当に本当に本当に近いうちに、必ず人々の生活にXRPが溶け込む日はやってくる」と言っています。

仮想通貨全体が投機的なイメージに沈む中、「実際に使われること」に焦点を当て流通量を高めているリップル社ですが、未だに流通量の約60%をリップル社が抱えています。

このことはリップルが「有価証券」か否かという議論にもつながっています。

この問題や寄付活動に対する疑念等を振り払わなければ、実際に使われる通貨として機能することはないでしょう。

果たして、今後のリップル社はどのようにXRPを世の中に流通させていくのか、そして使われるようになっていくのか見ものですね。

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