【2018年版】仮想通貨の確定申告の計算方法、おすすめアプリ・サービス

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仮想通貨は新しい技術であるため、法律的に不明確な部分が多く、

利益が出たもののどのように税金を収めればいいかわからないという方も多いのではないでしょうか?

本記事では、仮想通貨の確定申告について、

  • どのような人に確定申告が必要か
  • どうやって利益を計算するのか
  • どうやって申告するのか

等についてしく解説していきます。

どのような人に確定申告が必要か?

世の中の普通のサラリーマンは確定申告が必要ではありません。

ですがビットコインで20万円以上の利益を出してしまった場合には確定申告が必要になります。

これに関係のある、国税庁のタックスアンサーの確定申告に関する記述は以下のようになっています。

  1. 1か所から給与の支払を受けている人で、給与所得及び退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超える人
  2. 2か所以上から給与の支払を受けている人で、主たる給与以外の給与の収入金額と給与所得及び退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超える人

今年一年間で、源泉徴収された給与以外の所得の合計額が20万円を超える人は確定申告が必要となります。

ビットコインもこれに当てはまりますので利益が20万円を超えている場合は申告が必要です。

自己申告しなければ脱税扱いになり罰則があります。

コアなコイナー諸氏におかれましては、仮想通貨で自動納税はよ、時代が追いつけ、と言ったところかと思いますが、ここは涙を飲んでしっかり納税しましょう。

利益の計算方法はどうするの?

では、どのように利益を計算すれば良いのでしょうか?

これには、2017年12月1日に発表された国税庁のタックスアンサーが参考になります。

タックスアンサーでは、

  • 仮想通貨の売却
  • 仮想通貨での商品の購入
  • 仮想通貨と仮想通貨の交換
  • 仮想通貨の分裂
  • 仮想通貨のマイニング等

について具体的な利益の計算方法が紹介されています。

本記事では順をおって解説していきます。

仮想通貨の売却

仮想通貨を売却した際に、売却価格と取得価格の差額が利益なります。

例えば、2017年1月に1BTCを12万円で購入して、2017年12月に0.5BTCを75万円で売却した場合、

750,000 円 –  ( 120,000 円 ÷ 1BTC ) × 0.5 BTC = 150,000 円

【売却価格】-【1ビットコインあたりの平均取得価格】×【売却ビットコイン数】= 【利益】

が利益となります。

ここで難しいのが1ビットコインあたりの平均取得価格の計算方法です。

これには実は二つの計算方法があります。

移動平均

移動平均とは、以下のようにその時々の平均取得金額を計算する方法です。

日程行動平均
1/11BTC 110,000円で購入110,000
8/11BTC 400,000円で購入255,000

これは、売却のタイミングによって平均取得金額が変わってくるため、取引量が多い場合、管理が大変になります。上記の例だと購入だけですが、売却も絡んでくるとより複雑になり、計算は困難を極めます。

そこで継続的に適用する場合に限って総平均法で計算することもOKとなっています。

総平均法

日程行動平均
1/11BTC 110,000円で購入225,000
8/11BTC 400,000円で購入255,000

この場合、年末の時点で全てのビットコインの取得金額を平均した上で、利益を計算します。

売りと買いを分離して計算することができるため、取引履歴が表の形で整理されていればこちらの計算方法の方が簡単です。

ただし、一年目は総平均法、二年目は移動平均と計算方法を変えてしまうと年をまたいで齟齬が発生するため、平均値の計算方法は統一しましょう。

仮想通貨での商品の購入

仮想通貨での商品の購入は、ほとんど仮想通貨の売却と同じ扱いです。

購入価格と取得価格の差額が利益なります。

例えば、2017年1月に1BTCを12万円で購入して、2017年12月に0.5BTCを75万円で商品を購入した場合、

750,000 円 –  ( 120,000 円 ÷ 1BTC ) × 0.5 BTC = 150,000 円

【購入価格】-【1ビットコインあたりの平均取得価格】×【売却ビットコイン数】= 【利益】

が利益となります。

仮想通貨と仮想通貨の交換

これも、ビットコインの使用と見なされるため、同様の計算式になります。

例えば、2017年1月に1BTCを12万円で購入して、2017年12月に0.5BTCを75万円で他の仮想通貨を購入した場合、

750,000 円 –  ( 120,000 円 ÷ 1BTC ) × 0.5 BTC = 150,000 円

【他の仮想通貨の購入価格(時価)】-【1ビットコインあたりの平均取得価格】×【売却ビットコイン数】= 【利益】

が利益となります。

時価の計算はどうすればいいの?

タックスアンサーでは、購入価格(時価)は、他の仮想通貨を購入する際に支払う仮想通貨の総額を日本円に換算した金額とされています。

海外の取引所でBTC建でアルトコインを購入した場合、その時点でのBTCの日本円換算の時価を把握した上で、計算しなければならないようです。

さらに、購入したアルトコインをBTCに戻す際にも同様の計算が必要となります。

アルトコイントレード履歴が大量にある場合、これは極めて困難な計算になります。

そもそも日本円建の板を持っておらず、その時点での日本円換算の価値が正確に算出できないアルトコインも多くあるからです。

仮想通貨の分裂

仮想通貨が分裂した場合、取得金額は0のようです。例えばビットコインを保持していて、ビットコインキャッシュを取得した場合、取得金額は0です。

売却、購入、交換などの利益確定行為を行った場合、取得金額0として売却金額が全額利益となります。

仮想通貨のマイニング

仮想通貨のマイニングの取得金額は、

【取得金額】=【収入金額】-【必要経費】

になります。収入金額とは、マイニングにより仮想通貨を取得した時点での日本円換算の時価、

必要経費とは、設備投資や電気代の合計となります。

これも計算が難しそうですねぇ。

具体的にどうすればいいんだってばよ!?

現段階での国税庁のタックスアンサーは、アルトコインの売買もマイニングも課税逃がさないよ!とアピールしている反面で、そもそも正確な計算が難しいことも事実です。

どうすればいいでしょうか?

専門の税理士さんにお願いする

利益の額が大きく、取引履歴も多い人は念の為、専門の税理士さんにお願いした方が安心かも知れません。

下記のサイト等でもまとめられています!

仮想通貨に詳しい税理士を10社まとめてみた (比較biz)

年末に全て日本円に戻して利確する

保有している仮想通貨を全て一旦日本円に清算すれば、論理的には、上記の計算を全てのトレードに対して行うのと同じ収支が得られるはずです。

なので一度全部精算してその金額を申請するというのも手かも知れません。

ただし、不安な人は税理士さんにお願いすることをお勧めします。

疑問点について税務署に問い合わせてみた

Q1. 仮想通貨を紛失してしまった場合、購入資金を損失として利益と相殺できますか?
A1. おそらく出来ない、ただし正確な対応は管轄の税務署で個別対応してもらうこと。

Q2. マイニングやアルトコイントレード等、正確な日本円相当の時価が算出困難な場合どうすればいいか?
A2. 計算していただく必要がある。正確には管轄の税務署で個別対応してもらうこと。

Q3. トレード履歴の提出は必要か?
A3. 提出は不要だが、保存は必要。必ずしも明確な履歴が存在しない場合も記録を取っておく必要あり。

とのことでした。納税する必要があることだけは決まっているが、具体的な計算・記録方法は任せた!っという感じですね・・・。

節税は可能か

基本的に税金を払わないということは許されませんが、納税額を抑える方法として有力なものを紹介します。

毎年少しずつ利確

仮想通貨の含み益が年20万円を下回れば確定申告は不要です。

保有銘柄を他のものに変えずに、ただ持っているだけなら税金はかかりません。

仮想通貨として保有を続ける

これも少量ずつ利確することと理屈は同じで、含み益のない状態にしておくということです。

ビットコイン支払いなどのできるお店で年20万円を上限に消費していくという方法です。

12月に損切りを行なって利益を相殺する

確定申告で提出する利益は損益で相殺することができます。

12月頃に含み損をしている仮想通貨を利確し、損失を作ることによって、税率を下げることも可能です。

オススメの計算アプリ

無料の計算アプリサービスがたくさんあり、どれもとても便利です。

その中でもオススメのサービスを紹介していきます。

Cryptact

公式サイト: tax@cryptact 

Cryptactは国内外の取引所を数多く網羅しています。

海外の取引所を多く利用する人にオススメです。

手数料まで正確に計算可能で、マイニング報酬に関しても対応しているのでとても使いやすいです。

サービスは無料で利用することができます。

Keiry

公式サイト: Keiry

こちらも無料の仮想通貨の損益計算サービスです。

連携している取引所やウォレットの取引記録と残高を取り込んで、損益を計算してくれるサービスです。

わからないことは問い合わせフォームで個別に対応してくれるというのも魅力的です。

まとめ

  • ビットコインの売買、購入、交換、マイニングは全て発生時点で課税
  • 計算は各自が頑張ること

額が額の場合、間違いがあっては後に痛い目をみることもあるかと思うので、正確に計算しましょう!

botトレードやアルトコイントレード、ICOに投げ銭にburnに色々やってしまった人、頑張りましょう!


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