仮想通貨Steem(スチーム)とは?特徴や将来性、steemitについて解説!

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本記事では仮想通貨Steem(スチーム)についてご紹介します。

Steem(スチーム)とは、インセンティブ設計がなされたブロックチェーンベースのコンテンツプラットフォームです。

噛み砕いて言えば、投稿した人に加えてイイネやコメントした人に対しても報酬が支払われるSNSです。このプラットフォーム上で報酬などのかたちで発行される通貨が仮想通貨STEEMです。

この仮想通貨Steemについて、概要や創設者、仮想通貨STEEMの入手方法、価格、将来性をまとめていきます。

<本記事の要約>

忙しい人に向け!STEEMとは?

  • SNSへの貢献に報酬が付与される
  • ブロックチェーンベースのコンテンツプラットフォーム
  • ブロックチェーン上に保存されるため投稿の紛失等の心配がない

Steemとは

通貨名Steem(スチーム)
略称STEEM
公式サイトhttps://steem.io/
ホワイトペーパーhttps://steem.io/SteemWhitePaper.pdf
認証方式PoW(プルーフ・オブ・ワーク)
発行上限枚数制限なし
公開日2016年4月
国内取引所なし
海外取引所ポロニエックス、クラーケン
共同設立者Ned Scott / Dan Larimer

ブログと同じように投稿・閲覧ができる「Steemit.com」というサイト内で使用される仮想通貨がSteem(スチーム)

投稿者や読者に報酬が支払われる初のシステムを実現しています。

また、このSteemはブロックチェーン上に履歴が記録されているため、データの不正・改ざんが行われにくくなっています。

Steemit,incは、アメリカ合衆国の名門大学を卒業した2人「Ned Scott」と「Dan Larimer」が2016年によって共同で設立されました。

Ned Scott

リトル・アイビーの一角を占めるベイツ大学に在学中の2012年から2015年の間、Gellert Global Groupで事業運営と財務のアナリストを経験。後述するDanと共にニューヨークの企業とパイプを築き、2016年にSteemit,incを設立。

Dan Larimer

バージニア工科大学にてコンピューターサイエンスを修めたソフトウェアエンジニアで、シリアルアントレプレナーでもある。ブロックチェーン技術や暗号通貨、分散型社会を専門とする。

Steemの特徴

仮想通貨を最も強力に活用できるものはコミュニティであるという考えから、保険と相互扶助の仕組みを参考にして誕生したものがSteemです。

コミュニティー構築やソーシャルでのやり取りを仮想/暗号通貨による報酬によってサポートするブロックチェーンによるSNSです。

コミュニティーの参加者をより積極的に巻き込んでいくためには、個々人のコミュニティーへの貢献が正確に即時にネットワークに反映される仕組みが必要だと考えたSteemでは、人数の制限なく「貢献」を可視化し、それに対して報酬も支払われる仕組みをブロックチェーン上に作りました。

この「貢献」に対して報酬の支払いはあまりにも少額であるため、これまでの仕組みでは少額の送金などの手数料や手間など、現実的な課題があり実現することが困難でした。

しかし、Steemでは少額決済(マイクロペイメント)を簡単なものにしたため、ネットワークに対する微細な貢献(例えば投稿へのイイネなど)に対しても報酬を支払うことが可能です。

このような仕組みを通じて、Steemではオンラインでのコンテンツを発信者や、オンラインコミュニティーの運営者に対して、ブロックチェーン技術を利用した新しいマネタイズ手法を提供しています。

そんなSteemの特徴を3点に分けて説明します。

  1. コンテンツを作り、報酬を獲得する
  2. コンテンツに投票した人にも報酬が発生する
  3. 投稿滅失やシステム障害がない
  4. Steemit内ではコインが3種類

1、コンテンツを作り、報酬を獲得する

デジタルコンテンツのパブリッシャーやクリエイターは、広告ブロッカーの登場を受けて、広告収益を得ることが従来と比較して困難になっています。

リアルな場であれば寄付やチップといった形で得られる収益も、インターネットでは少額決済の難しさに直面します。

また、Facebookなどのプラットフォーマーは多数のパブリッシャーの存在により莫大な利益を獲得しているにも関わらず還元を行なっていません。

Steemでは、作ったデジタルコンテンツをSteemで発信した結果として得られる他のユーザーからの評価によって、トークンを獲得することができます

そのトークンはイーサリアムやビットコインに簡単に交換することが可能です。その結果、ビジネスのマネタイズやコミュニティーの発展を促進させることが可能です。

このことは、広告が排除されたビジネスモデルを可能とします。結果として、コンテンツの作り手や発信者、コンテンツを中心としたコミュニティー全体、コンテンツの消費者の利益になります。

2、コンテンツに投票した人にも報酬が発生する

後述する「Steem Power(SP)」を利用して、コンテンツを製作した人に投票を通じて報酬を与えることができます

この仕組みがSteemitの根幹を支えているので、投票者が価値の高いコンテンツをしっかりと評価することが非常に重要です。

そのため、投票者に対して発生する報酬は、投稿に対する投票量や、投稿から投票するまでの時間によって決定するとしています。

しかし、本当に価値の高いコンテンツは大衆受けするものではない場合も多いにあり、この算定方式には改善の余地があります。

3、投稿の滅失やシステム障害がない

ブロックチェーンベースのソフトウェアであるため、サーバーの不具合によるシステム障害やコンテンツの消失は発生しにくいです。

仮に現在のサイトが消滅しても、いつでも復旧が可能なシステムとなっています。

Steemit内ではコインが3種類

Steemit内には3種類の仮想通貨が存在し、それぞれが密接に関わっている、珍しい仕組みです。

1、Steemit内の基準となる「Steem」

Steemit内の基準となる仮想通貨がSteemです。

1年に100%ずつ発行量が増加します。そのうち90%が既存のSteemホルダーに分配され、残りの10%が新規のホルダーの手に渡ります。

Steemitを利用するにはまずこのSteemを買わなければなりません。しかし発行量が増加し続けることから、持ち続けているとその価値は毎日低下していきます。そこで、Steemは入手した直後にSPSMDに変換されます。

2、Steemit利用に必須な「Steem Power(SP)」

Steemitを利用する際に必要な仮想通貨です。投稿されているコンテンツを評価できる権利は、このSPの保有量に応じて与えられます。また、SPは所持していると利子を獲得できます。

SPを利用したい場合は、Steemからいつでも両替(パワーアップ)することができます。一方でその逆であるSPからSteemへの「パワーダウン」には制限が設けられています。この仕組みにより、投機的な動きを抑制し価格を安定させ、長期的視点で運営を行うことが可能になります。

3、ドルに釘付けした「Steem Dollar(SMD)」

仮想通貨の価値をブレトン=ウッズ体制のようにアメリカドルに釘付けにしたものです。1SMDが1ドルに調整されています。Steemitにからの報酬の50%がSMDによって支払われます。SPと同様に保持していると利子を得ることができます。

法的通貨へ両替する際には、Steemit内の取引所にてSTEEMに両替したのち、現金化する流れになります。

Steemの過去チャートと時価総額

引用:https://coinmarketcap.com/currencies/steem/

上のグラフはSteemの2018年3月26日から同年4月26日までの値動きを示したものです。
直近の一か月の値動きをみると、最近再び価値を伸ばしていることが分かると思います。

四月下旬までに価値を高めた理由としては、2018年4月25日に中国の大手仮想通貨取引所であるHuobi(フオビ)にSteemが上場したことが挙げられます。

仮想通貨の時価総額ランキング

2018年4月26日現在のSteemの時価総額は$919,014,439で、28位につけています。10位から15位につけていた時期もあったようですが、少し落ち着いたようですね。

通貨の価格は2018年初めの暴落で1/3程度にまで大きく下落しましたが、現在は¥300~¥400の間を行ったり来たりしており、そこそこの水準を保っています。

価格変動が比較的大きな通貨ですが、それだけ可能性も秘めています。

Steemの将来性

Steemは、ブロックチェーンを利用したSNSであり、コンテンツの提供者やコミュニティーの運営者が広告なしにマネタイズを試みることができるプラットフォーム「steemit」で利用できる仮想通貨です。

現在「steemit」はベータ版ですが、ローンチから10ヶ月で50万ユーザーを獲得しています
参考:https://steemit.com/statistics/@arcange/steemit-statistics-20171226-en

今後営業活動の本格化にしたがって、多くのユーザーを獲得し、結果としてSteemの価値も上昇することが考えられます。

Steemの購入を考えている人は、チャート上の値動きだけでなく、「steemit」に関する統計データも参考にしてみてください。

Steemを購入できる取引所

Steemを手に入れる方法は、取引所で購入するか、steemitを通して手に入れるかのどちらかになります。

取引所なら海外を利用しよう

Poloniex(ポロ二エックス)Kraken(クラーケン)、Bittrex(ビットレックス)、HitBTC(ヒットビーティーシー)、Open ledger(オープンレジャー)がSteemの購入に対応しています。

一方、日本国内で対応している取引所は現状ありません。通貨の取引量も多く、流動性の高い海外の取引所を使ってみるのも良いかもしれません。

海外の取引所で購入するにしても、まずは国内の取引所でビットコインを購入した後に、送金する必要があるため、国内の取引所の登録は必須です!

まだ、国内取引所の登録が済んでいない方は、以下より簡単に開設が可能です。

「はじめてのビットコイン」では、「GMOコイン」をおすすめしています。

GMOコイン公式へ

steemitを利用しよう

もしくは、steemitのユーザーとなって、コンテンツの投稿やコンテンツに対する投票を行なう方法があります。

Steemを直接獲得することはできませんが、投稿や投票による報酬は先出のSPとSDMに分割されて与えられます。このうちSDMは即座にSteemへの両替が可能です。

Steemは放っておくと価値が低下するので、取引所を通じて法的通貨に両替してしまいましょう。

まとめ

Steemを要約するとこのようになります。

  • SNSへの貢献に報酬が付与される
  • ブロックチェーンベースのコンテンツプラットフォーム
  • ブロックチェーン上に保存されるため投稿の紛失等の心配がない

Steemの価格は「steemit」の影響を色濃く受けることが考えられます。

デジタル時代に、仮想通貨を通じた新しいマネタイズの方法を世界に提案している「steemit」。

実際にユーザーとしてその未来を感じ、肌触り感を持った上でSteemを購入してみてはいかがでしょう。


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