仮想通貨BNT(bancor/バンコール)とは?特徴などまとめ【現代に蘇るケインズの理論】

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本記事では仮想通貨BNT(bancor/バンコール)についてご紹介します。

ICOで巨額を集めたbancorとは一体どのようなプロジェクトなのか。

特徴、将来性、過去チャートや購入できる取引所までをまとめていきます。

<本記事の要約>

忙しい人向け!bancorとは?

  • Bancorプロトコルとは現代によみがえるケインズの理論
  • Bancorはコインの流動性を担保する
  • その他、多くの機能を実装予定

Bancorとは

Bancor
通貨名BNT
通貨タイプehtereum – ERC20トークン
総発行枚数79,384,422  BNT
現在供給枚数40,772,871 BNT (2018/1/12)
時価総額39億円 (2018年1月12日現在) 97位
リリース2017年
公式サイトhttps://www.bancor.network/discover
公式twitterhttps://twitter.com/Bancor
ホワイトペーパーhttps://about.bancor.network/static/bancor_protocol_whitepaper_en.pdf
Etherscanhttps://etherscan.io/token/Bancor
bitcointalkhttps://bitcointalk.org/index.php?topic=1789222.0

Bancorは2017年にリリースされたイーサリアムベースのERC 20トークンです。

Bancorという名前は有名な経済学者のケインズの理論から由来しています。

1940年から1942年にジョン・メイナード・ケインズとエルンスト・フリードリッヒ・シューマッハーが提案した超国家的な通貨
バンコール(bancor)は、1940年から1942年にジョン・メイナード・ケインズとエルンスト・フリードリッヒ・シューマッハーが提案した超国家的な通貨のことを言う。第二次世界大戦後に世界経済を安定させるため、英国がブレトン・ウッズ会議でバンコールの導入を公式提案したが、アメリカ合衆国の合意をとりつけることができず、実現には至らなかった。 – バンコール(Wikipedia)

70年以上の時を経て経済学者ケインズの実現しようとした「バンコール」が仮想通貨というかたちで実現しようとしているため現在非常に注目の高まっているコインです。

ICOにより3時間で153万ドルという最大規模の資金調達をしたとしても話題になりました。

Bancorの特徴

Bancorには「コインの流動性を担保してくれる」という大きな特徴があります。

それについて詳しく解説していきます。

コインの流動性

そもそもコインの流動性とは、簡単に言えば「どれほど他のものと交換できるか」ということです。

例えば100円玉は自動販売機で缶ジュースと交換できるから、100円玉には100円の価値があるのです。

つまり、コインの流動性は「どれだけ通貨として価値があるか」と言えます

流動性が低いと通貨として価値が低く流動性が高いと通貨として価値が高いと言えるでしょう。

もしコインの流動性が低いと…

では、コインの流動性が低いと具体的にどんな問題が起こるのでしょう?

それは

売りたいときに売れない
買いたいときに買えないといった問題が起こるのです。

これは売り買いしたい人のマッチングが難しいから生じる問題です。

この問題を解決するのがbancorです

なぜ流動性は低くなるのか

では、なぜコインの流動性は低くなるのでしょうか?

流動性が低くなる原因は二つあります。

①基軸通貨と交換できない

仮想通貨には、取引所に上場していない通貨がたくさんあります。

取引所に上場されている仮想通貨は、ビットコインと交換できます。
しかし、暗号通貨の世界では、取引所に上場されておらず、交換ができない通貨も多く存在しています。

②取引所に上場したとしても、多くの人がそのマーケットにいないと交換が成立しにくい

ものの価値は、需要と供給で決まります。それは通貨も同じで、「買いたい人と売りたい人がいて」、さらに、「売りたい値段と買いたい値段が一致」していないと取引は成立しません。そのため、取引は「売買する人が多いほど」成立しやすくなります。

逆に言えば、売買する人が少ない取引所だと、取引が成立しににく、流動性が低くなります。

仮想通貨取引所は「買い手と売り手のマッチング」の”場”を与え、その対価として手数料をもらうビジネスモデルなのです。

さて、そこでBancorプロトコルが登場します。

Bancorプロトコルはこの問題を解決する革新性を持っています。

Bancorが流動性を解決する

Bancorプロトコルは、まず通貨の兌換性を担保しました。

これにより、通貨としての価値は保たれ、安心して売買できます。

また、取引所による交換をやめて、コインの値段を自動的に決定し交換するようにしました。

これにより、従来の取引所のように需要と供給のマッチングを取る必要がないため、これまでよりも簡単に交換が成立するようになったのです。

では、どのようにして「通貨の兌換性を担保」し、「コインの値段を自動的に決める」のでしょうか?

Bancorでは「準備金」というシステムで「通貨の兌換性を担保」し、「準備金」と「コインの流通量」でコインの値段を決めています。

どういうことでしょうか。

①準備金というシステムによってコインの兌換性を担保している

Bancorプロトコルで発行したコインは、かならずイーサリアム(Ethereum)と交換できるようにします。どれくらいの交換できるかを設定しておくのです。これを準備金と言います。

これによって、Ethereumは大手取引所で日本円やビットコインと交換できるので、”①基軸通貨(日本円、ドルなど)と交換できない”問題は解決しますね。

金ドル本位制に似ていますね。

②コインの価値が需要供給ではなく自動的に決まる

コインの価値を「売り手と買い手の総意」ではなく「数学式」で決めています。

それによって、そもそも「買い手と売り手のマッチング」が必要ないので、”②取引所に上場したとしても、多くの人がそのマーケットにいないと交換が成立しにくい” 問題は解決します。

値段を決める数学式

Connector :準備金の保有量(金の保有量みたいなもの)

Supply: 新しく発行したトークンの供給量

Weight : 固定準備率。集めた準備金の何パーセントを保有するかの割合

この式によって、コインの価値は自動的に決まります。

流通量が多いとコインの値段は下がり、流通量が減るとコインの値段は上がります。

つまり、「流通量」と「準備金」によって、通貨の価値が自動的にきまり、取引所を経由せずに売買できるのです。

これによって、流動性の問題を解決しロングテールのコインでも流通がしやすくなります。

これが、Bancorが画期的である理由です。

Bancorは最終的にコイン生成のプラットフォームとなるのことが目的のようです。

Bancorのその他特徴

トークンリレー

簡単に書くと、Bancorプロトコルで発行されたトークンは、準備金としているトークンをリレーして、お互いに兌換性持たせることができます。

生成したトークンと、そのために準備金としたトークンは兌換性があります。

トークンバスケット

簡単に書くと、いろんなトークンをセバスケットに入れるみたいにセットで買えるようになります。(今後実装予定)

Bancorプロトコルで発行されたトークンは、取引所を経緯する必要がないので、手数料がかからないのは魅力的ですね。

現状(2018/1/19)では、すでに25のコインのプラットフォームになっています。

Bancorの過去チャート推移

https://coinmarketcap.com/currencies/bancor/

Bancorはリリース後から長い間価格が横ばいでしたが2017年の年末年始でほかの仮想通貨の上昇に合わせて上昇しています。

現在までのところはBancor独特の値動きは見られません。

Bancorの開発状況と将来性

開発状況

目指している将来像

誰もが自由にコミュニティやプロジェクトに適した通貨を簡単に生成できるプラットフォームをとおして業界を変革する

とのこと

ブログ

下期のリンク先より、開発責任者(Eyal Hertzog)による随時アップデート情報などを見ることができます。

https://medium.com/@eyul/

ロードマップ

具体的な計画表はなく、抽象的な目標が書かれています。それによると、

「当社の第一の目標は、すべてのエンドユーザーがこれらの現代の生態系に参加するためのツールを構築することです」

とのことです。

Github

かなりコミット数があり、頻繁に開発は行われているようです。

View story at Medium.com

将来性

資産家でありベンチャーキャピタリストのティム・ドレイパー氏の支援を受けて、最大規模の資金調達を行い、開発も精力的で、革新性もあります。

個人的には、このBancorに大いに期待し、注目しようと思います。

Bancorの買える取引所

国内の取引所では、購入可能な取引所は存在しません。

海外の取引所のみで、取扱を行っています。海外の取引所で取扱を行っている取引所は以下です。

ただし、海外の取引所で購入するにしても、まずは国内の取引所でビットコインを購入した後に、送金する必要があるため、国内の取引所の登録は必須です!

まだ、国内取引所の登録が済んでいない方は、以下より簡単に解説が可能です。

「はじめてのビットコイン」では、「bitbank」をおすすめしています。

ビットバンク公式へ

*bitbankの詳細についてはこの記事をご覧ください。

本記事は仮想通貨取引所である「 」の概要から登録方法・使い方・手数料・評判をまとめていきます。 ビットバンクは他の国内取引所と比べて比較

まとめ

bancorをまとめるとこのようになります。

  • Bancorプロトコルとは現代によみがえるケインズの理論
  • Bancorはコインの流動性を担保する
  • その他、多くの機能を実装予定

革新的な機能で存在感を見せるBancorに、ぜひこれからも注目してみてくださいね。


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