仮想通貨イーサリアムクラシック(ETC)とは?特徴、過去チャート、将来性をまとめ

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本記事では仮想通貨イーサリアムクラシック(ETC)について解説していきます。

イーサクラシックってどんな通貨?

イーサリアムとの違いは?

イーサリアムクラシックの将来性は?

こんな疑問を解決していきます。

<本記事の要約>

忙しい人向け!イーサリアムクラシックとは?

  • イーサリアムクラシックはイーサリアムから分裂して生まれた仮想通貨
  • イーサリアムより「安全性」「非中央集権制」を重視している
  • 規模は小さいため、今後縮小していくリスクはある

イーサリアムクラシックとは?

Ethreum Classic(イーサリアムクラシック)
通貨名Ethreum Classic
通貨タイプETC
総発行枚数2億1000万ETC程度
現在供給枚数1億ETC程度
時価総額3100億円程度
リリース2016年7月20日
公式サイトhttps://ethereumclassic.github.io/
公式twitterhttps://twitter.com/eth_classic
ホワイトペーパーhttps://coss.io/documents/white-papers/ethereum-classic.pdf

イーサリアムクラシックとはイーサリアムをベースに出来ているアルトコインになります。

イーサリアムクラシックとはイーサリアムをベースとして、イーサリアムよりも安全性を重視し、非中央集権に重きを置いて、作られた通貨です。

イーサリアムクラシックの特徴

イーサリアムクラシックの主な特徴はこちら

  • イーサリアムよりも安全性を重視されている
  • イーサリアムよりも非中央集権制に重きを置いている
  • 基本的な機能はイーサリアムと同じ

安全性の重視

イーサリアムクラシックはハッキングの被害に合わないようにイーサリアムよりも拡張性を制限し、セキュリティや安定性を向上させているところが特徴です。

なぜそのような設計となっているのか。それには下記で紹介する事件がポイントとなってきます。

TheDAO事件

イーサリアムクラシックを説明するにあたって2016年6月17日に起こったTheDAO事件が重要なポイントとなってきます。

TheDAOとは

The DAOとはプロジェクト名のことを指します。

このプロジェクトで利用されるDAOは仮想通貨(トークン)です。「The DAO」というプロジェクト、「DAO」という仮想通貨(トークン)というような使い分けがなされます。

イーサリアムに変えて考えてみると

「イーサリアム」というプロジェクト、「ETH」という仮想通貨(トークン)という風になります。

The DAOは「投資ファンドを非中央集権で行う」プロジェクトとなります。

普通投資ファンドと言えば運営が広く投資家から資金を集めて、運営が投資先を決め利益が出た場合その配当を投資家に配分するというもの。しかしThe DAOはその資金集めをする運営、投資先を決定する運営がいません。それらスマートコントラクトという技術やブロックチェーンという技術により広くから資金を集め、DAOという独自トークンを保有するその投資家たちによる賛成を得る事で投資先を決定していきます。

TheDAO事件とは

2016年6月17日、The DAO のプログラム(スマートコントラクト)のバグ(脆弱性)を突かれ、集まったファンド資金の3分の1以上を盗み取られるという事件が起こりました。

論争の末、これを「無かったこと」にするために Ethereum のブロックチェーンを強制的に分岐(ハードフォーク)するという決定がなされ、Ethereum は Ethereum (ETH) と Ethereum Classic (ETC) に分裂するという事態になりました。

このイーサリアムのハードフォークがイーサリアムクラシックの始まりとなりました。

▼The DAO事件とは

仮想通貨に関心のある方は、「The DAO 事件」を耳にしたことがあるかと思います。 世間では「DAO Hack」や「DAO Attack」などと呼ばれて

非中央集権的である

イーサリアムからの分裂した理由としては、「DAO時のハードフォークは非中央集権という意味を無視したもの」という意見があったためです。

現在のイーサリアムは時と場合によっては、多数決によって仕様変更が可能となっており、ある意味中央集権化しているという見方もありました。

このハードフォークを中央管理的な介入であるとして、あくまで非中央集権的な暗号通貨を目指すコミュニティの一部が反発し、ハードフォークを拒否しました。その結果生まれたのが「イーサリアムクラシック」です。

イーサリアムをベースとした機能

イーサリアムクラシックはイーサリアムからハードフォークして生まれた通貨の為、基本的にはイーサリアムと同じ機能を持ち合わせています。

代表的なものとしてやはりスマートコントラクトがあります。

スマートコントラクト

スマートコントラクトは「予測の内容」・「賭け事のルール」・「賭けに勝った時の報酬がどのように配分されるか」を記録し、それが確実に実行されるようにプログラムされています。

スマートコントラクトによって「賭け事のルールを参加者全員が必ず守り」「報酬であるお金が確実に払われる」ようになります。

しかしスマートコントラクトを使用する人が増えれば増えるほどビットコインの送金速度が利用者と比例して低下しているように、取引速度が大幅に低下してしまう可能性があります。

しかしイーサリアムクラシックにも取引速度の低下を防ぐために「サイドチェーン」を導入しているので利用者が増えても取引速度の遅延の心配はありません。

▼スマートコントラクトとは

「イーサリアム」を調べていると必ず出会う言葉、「スマートコントラクト」 実はこれ、イーサリアムやその他の仮想通貨を理解するためにも重要な概

DAppsの開発が可能

イーサリアムと同様に、イーサリアムクラシックでもDAppsの開発プラットフォームとして利用することができます。

DAppsDecentralized Applicationsの略で分散型アプリケーションという意味です。

このDAppsは、ブロックチェーンを用いた非中央集権的なアプリケーションのことを指します。

▼DAppsとは?

Dapps(ダップス/分散型アプリケーション)は仮想通貨に興味のある方ならば何度かは聞いたことがあるかもしれません。 「でも、Dappsは

しかし最近までのイーサリアムクラシックのDApps開発環境はこのような問題点がありました。

  • 共通のフレームワークがない
  • UIコンポーネントが不足している

特にイーサリアムクラシックのDAppsプラットフォームは共通のフレームワーク(開発キットのようなもの)がなく、言い換えれば開発者は一から全てを書かなければならない不便な環境でした。

さらにスマートコントラクトなどの機能を適応させるにも、自らコーディングする必要がありました。

このDAppsの開発環境に大きく貢献したのがエメラルドプロジェクト(Emerald project)と呼ばれるフレームワークです。

このエメラルドプロジェクトは、上述したイーサリアムクラシックの問題点を解決し、DAppsプラットフォームとしての性能を上げることができます。

開発者の参入しやすい環境を構築できれば、イーサリアムクラシックもイーサリアムやリスクと並びDAppsプラットフォームで多く利用されるようになる可能性があります。

また、このエメラルドプロジェクトはエメラルドウォレットと呼ばれるイーサリアムクラシックのウォレットも開発しています。

これまでは信頼性の高いイーサリアムクラシックのウォレットがなかったため、このエメラルドウォレットはコミュニティーでも多く利用されるウォレットになるのではないかと言われています。

イーサリアムクラシックのハードフォーク

2017年12月12日

イーサリアムクラシックのハードフォークが行われました。

このハードフォークによって変更された点は主に以下の2つ。

  • 今まで制限のなかったイーサリアムクラシックの最大発行枚数を2億1,000万~最大2億3,000万に設定。
  • マイニング報酬の20%のカット、またアンクルブロックのマイニング報酬も減少させる。

ハードフォークという名前がついていますが、イーサリアムクラシックの開発メンバーが二つに分かれるとかいうことではなく、単純にイーサリアムクラシックのアップデートに近いものとなります。

このハードフォークによってイーサリアムクラシックは発行枚数の制限が加えられて有限資産となりました。

また、マイニング報酬の減少によって供給量が抑えられることによって希少性が増しました。

2018年3月5日

2018年3月5日にはイーサリアムクラシックのハードフォーク&エアドロップが行われました。

また、このハードフォークでは新たにCallisto(カリスト/CLO)と呼ばれる通貨が誕生し、ETC保有者を対象に1ETC=1CLOの割合でエアドロップされました。

Callisto(カリスト/CLO)

Callistoはイーサリアムのプロトコルに基づき、独自の暗号化(CLO)を備えたブロックチェーンです。

開発チームによると、サイドチェーンとしてETCとCallistoネットワークの両方のスケーラビリティを向上させることができるそうです。

さらにETCブロックチェーンのCallistoスマートコントラクトを使用したり、ETCチェーンのバンド幅を簡単にすることも可能に。

実際には実験段階のプロトコルとスケーラビリティ問題解決のテストを目的に開発された、新しいブロックチェーンになる予定だそうです。

▼Callistoとは

2018年3月、イーサリアムクラシック(ETC)がハードフォークをして新たなコインが誕生しました!その名は「カリスト(Callisto network/ CLO

2018年7月13日

イーサリアムクラシックは7月13日にもハードフォークを予定しています。

このハードフォークではイーサリアムエメラルドが新たに誕生し、ETC保有者に1=1でエアドロップされる、というニュースがありますが、現在のところイーサリアムクラシックの公式ではアナウンスがないため、慎重に情報の正誤を判断する必要があります。

ただ、イーサリアムエメラルドは手の込んだHPも存在するため、正式な情報でエアドロップもされるのでは?とも思われます。

イーサリアムエメラルド公式HP:http://etheremerald.org/

しかしTwitterなどSNSの手抜き感と、Githubにイーサリアムエメラルドの情報が無いことだけ懸念点です。

最新情報は随時追加していきます。

イーサリアムクラシックの過去チャート

引用:https://coinmarketcap.com/currencies/ethereum-classic/

こちらが過去のイーサリアムクラシックの価格推移です。(対USD)

2017年12月12日のハードフォーク直後は上昇しましたが、3月のカリストのハードフォーク では大きな価格変動は見られませんでした。

イーサリアムクラシックは2018年7月にもハードフォークを控えていますが、3月のハードフォークでは値上がりがあまり見られなかったため、今回も同様の市場になるのか慎重な判断が必要と思われます。

イーサリアムクラシックの将来性

イーサリアムクラシックは一部のハードウォークの処置に反対した人達によって作られているため、開発者の人数や初期段階での資金調達などもイーサリアムに比べれば小規模となります。また、マーケットも小さいため、今後不人気になったり、マーケットが縮小されていくリスクも可能性としてはあります。

▼イーサリアムクラシックの将来性について

https://www.newscrypto.jp/articles/10312

イーサリアムクラシックを購入できる取引所

ETCが取引されている取引所は少ないです。国内では「coincheck(コインチェック)」と「 ビットフライヤー 」です。そして、全体の64.8%が「Bit Z」、17.9%が「Poloniex」17%が「Bitrrex」で取引されており、海外の取引所を利用した方が通貨の流動性を考えると良いと言えます。

現在コインチェックは禁止登録を停止中ですので、 ビットフライヤー を利用することをオススメします。

ビットフライヤー公式へ

まとめ

本記事の要点をまとめるとこのようになります。

  • イーサリアムクラシックはイーサリアムから分裂して生まれた仮想通貨である
  • イーサリアムより、「安全性」「非中央集権制」を重視している
  • 基本機能はイーサリアムと同じ
  • 規模は小さいため、今後縮小していくリスクはある

是非参考にしてイーサリアムクラシックの今後に注目してみてくださいね。


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