仮想通貨リップル(XRP)とは?特徴と過去チャート、将来性をまとめ

▼おすすめの取引所ランキング

去年から注目度の高い仮想通貨、リップル(XRP)

2018年1月23日現在で時価総額はビットコイン、イーサリアムに次いでランキング3位。アルトコインの中でも群を抜いて人気のコインです。

2017年12月末には一時、イーサリアムを抜き時価総額2位にも浮上しました。

そんなリップルについて、特徴・チャート・将来性・購入できる取引所をまとめていきます!

<本記事の要約>
忙しい人向け!リップルって何なの!?
  • リップルは、送金・決済システムの総称
  • リップルは支払・送金スピードに特化していて、googleなどの企業が出資する期待の高いコイン
  • ブロックチェーンを利用していない

リップルとは

リップルを調べているとよくこのような特徴を聞きますね。

送金が早い」「送金手数料が安い」「海外送金に向いている

これは実際にリップルの特徴です。

しかし、これは皆さんの知っている仮想通貨リップル(XRP)の特徴ではないのです。

それはどういったことなのでしょうか。

リップルは仮想通貨ではない?

リップル(Ripple)という名称は、この仮想通貨の開発元であるアメリカ・カリフォルニア州のRipple社から来ています。

Ripple社が開発している決済プロトコルも同じくリップル(RTXP)という名称であり、このシステム内で使われる通貨として、2013年にRipple社が発行した仮想通貨リップル(XRP)となります。

リップル(XRP)→仮想通貨

リップル(RTXP)→送金・決済システム

つまり、前述した「送金が早い」「送金手数料が安い」「海外送金に向いている」というのは、仮想通貨リップル(XRP)の特徴ではなく、送金・決済システムであるリップル(RTXP)の特徴なのです。

既存の送金システムに代わる、新システムに

現在、既存の送金システムではいくつかの問題が存在します。

それは「長い送金時間」「高い送金手数料」といった問題になります。

日本など、金融システムが整備されている国での国内送金では、あまり不便を感じないかもしれませんが、海外への送金や、金融システムが整備されていない国での送金はこのような問題が発生しています。

リップルは、この問題を銀行などの金融機関と連携することで、解決するために開発されたシステムです。

つまり、リップルを使うことで、国際送金を「迅速で安価に」行うことが可能となります。

次項からは仮想通貨リップルと決済・送金システムのリップルの大きく2つに分けて特徴を説明していきます。

仮想通貨「リップル(XRP)」とは

Ripple
通貨名XRP
総発行枚数1000億枚
ブロック生成時間数秒
時価総額5兆円 (2018年1月23日現在)
リリース2013年

このように時価総額は、ビットコイン・イーサリアムについで第3位となっており、

仮想通貨リップル(XRP)は決済手段としてもちろん利用出来るのですが、他の仮想通貨とは違った特徴を持っています。

それ以外に3つの特徴が存在しています。

中央集権的通貨

XRPは現在過半数以上の枚数を発行元であるリップル社が保有しています。

また、ビットコインなどのようにマイニングは存在しません。

トランザクション処理の承認は、リップル社が認めた企業(現在マイクロソフトなど)が行う仕組みとなっているのです。

つまり、仮想通貨といえばパブリックなブロックチェーン(分散型台帳)のシステムを利用した非中央集権的システムですが、XRPは唯一自社に依存し、コンセンサスアルゴリズムもクローズドなもので、中央集権的な通貨とも言えます。

ブリッジ通貨

国際送金をより早く安く行う特性を生かして、XRPは「ブリッジ通貨」として機能します。

ブリッジ通貨として世界中で使われることが想定されています。

ブリッジ通貨とは通貨と通貨の間に互換性を持たせる橋渡し(ブリッジ)となる通貨のこと。

例えば法定通貨の円、ドル、ユーロなど有名通貨はそれぞれに直接交換ができますが、互換性のない他の法定通貨・仮想通貨に交換する場合、XRPを仲介させることで価値交換を可能にします。

XRPの送金スピードの速さはブリッジ通貨として最も適していると言えます。

リップルシステム利用の手数料(安全性を高める)

リップルのシステムを利用する際、少額ですがXRPを必要としています。

そして、この手数料はネットワークへの負荷に比例して増加するよう設定されています。

これはビザンチン将軍問題への対応策となります。悪意を持ったハッカーがソフトウェアに不可をかけ、システムダウンを引き起こそうとしても、それを実行するのには膨大な手数料を必要とし、現実的に不可能な設定となっています。

このような利用用途があることで、XRPはリップルシステムの安全性を高めるという性質ももっているのです。

送金・決済システム「リップル(RTXP)」の特徴

リップルには様々な特徴がありますのでご紹介します。

主な特徴はこちら!

  • 送金スピードの速さ・送金手数料の安さ
  • ブロックチェーンが使われていない

送金スピードの速さ・送金手数料の安さ

リップルのシステムが他のコインと比較して優れているのはなんといっても支払&送金スピードの速さ!

例えば国際送金は、現金を銀行経由で送金すると数日、ビットコインでも数時間かかってしまいますが、リップルのシステムを使えば、なんと数秒で完了できます。そのため未来の決済システムに運用できることが多方面から期待されています。

また、リップルは送金手数料の安さも抜きん出て優れています。

▼こちらはリップル公式ツイッターの送金コスト比較

引用:https://twitter.com/Ripple/status/943982253960339456

リップルが公式ツイッターで比較を載せているように、現在ビットコインは送金時の取引処理に時間とコストがかかります

ビットコインに比べれば他の通貨は送金手数料が安価ですが、リップルは明らかにどの通貨より送金が安いと言えます。

ブロックチェーンが使われていない

リップルが他の仮想通貨と大きく違う点として、ブロックチェーンを使っていないという点があります。リップルではブロックチェーンの代わりに、XRP Legherというシステムを利用しています。このXRP Legherもブロックチェーン同様に分散型台帳なのですが、コンセンサスアルゴリズムが違い、POCというものを利用しているのです。

(このXRP Legherの仕組みについては次章の仕組みにて、説明をしていきます。)

このようにブロックチェーンを利用していないことから、リップルはCrypt currency(暗号通貨)ではない、とも言われています。

送金・決済システム「リップル(RTXP)」の仕組み

さてここからは、リップルがどのような仕組みで、動いているのかを、よりリップルを知りたい方へ説明していきます。

RTXP(リップルトランザクションプロトコル)とは

前述したように仮想通貨リップル(XRP)と同様に、送金・決済システムのことを「リップル(RTXP)」とよんでいます。

RTXP(リップルトランザクションプロトコル)とはリップルの送金・決済システムの総称となります。

リップルでは、ILP(インターレジャープロトコル)、XRP Ledgerというシステムが利用されていますが、その2つをかけ合わせたものがRTXPなのです。つまり、

XRP Ledger + ILP=RTXP

と、なります。

XRP Ledgerとは

・XRP Ledgerって?

XRP Ledgerとは、送金した際の取引データ(トランザクション)を管理する台帳のことで、この台帳をリップルネットワークの参加者で分散管理しているため、ビットコインのブロックチェーンと同じように、分散型台帳と呼ばれています。

そしてLegherに記録されていく、内容は以下のようになっています。

  • レジャー番号(初めから数えて何番目のレジャーか)
  • アカウント情報(アカウントID、アカウント残高など)
  • 取引記録(トランザクション)
  • タイムスタンプ(レジャーが作成された時刻)
  • 承認チェック(レジャーに改ざんなどの不正がないことを認めたバリゲーターによる承認サイン)

この台帳で、このようにブロックチェーンに近いような仕組みで、リップルの取引記録は記録されていっています。

そして、ブロックチェーンとのもっとも大きな違いはコンセンサスアルゴリズムです。

リップルでは承認システムとしてProof of Consensus(PoC)を利用しています。

どのような承認システムなのでしょうか。

・Proof of Consensus

XRP Ledgerは、ビットコインが利用するブロックチェーンとは異なり、承認者(validator)による投票で承認が行われています。コンピューター計算による取引の承認(マイニング)を行うブロックチェーンとの違いがここにあります。

このプロセスは、ビットコインのプルーフ・オブ・ワークに対して、プルーフ・オブ・コンセンサス(Proof of Consensus、PoC)と呼ばれます。台帳には、80%以上の承認者が有効と判定した取引のみを記録します。この仕組みはプルーフ・オブ・ワークに比べて軽量であり、数秒以内という非常に速い時間、少ない電力消費で、取引の承認が可能となります。

承認者のリストはUNL(Unique Node List、ユニーク・ノード・リスト)と呼ばれ、UNLの各承認者はお互いを承認者として許可することでネットワークを形成しています。
リップルの場合、基本的にはリップル社(Ripple Labs, Inc.)が指定するUNLが選ばれているため、承認者の信頼性が一定担保されています。

リップルという管理者がいなくなってもネットワーク自体は継続されるので完全な中央集権的システムとは言えないものの、実質的にはリップル社が管理主体となるシステムをとっています。

ネットワークの意思決定に誰でも参加できる訳ではないため、ビットコインに比べると非中央集権性が失われてしまうという懸念があります。しかしながら国際送金としては高い実用性を持った優れたシステムであると言えます。

・IOU

XRP Ledgerは、システム内で扱われる通貨のうちXRPを除く全ての通貨が「IOU」を利用して送金されてます。

「IOU」は、銀行などの金融機関でもよく利用されている決済手段で、「借用手形」のことを指します。英語のI Owe You(=あなたに借金をしています)からきています。

IOUは銀行に預けることなく

・ゲートウェイ

ゲートウェイとは、リップルの送金プラットフォームの出入り口です。

現金(日本円)や他の仮想通貨をゲートウェイに預けると、IOU(I Owe You)を取得することができます(ウォレットインと呼びます。)。また逆に、IOUを元の現金や仮想通貨に変換することができます。

このようにリップルネットワーク内のXRP以外の全通貨はゲートウェイでIOUに変換されます。

既存の金融システムでは銀行がIOUの発行を行っていますが、リップルネットワークではリップル社の認可を受けた業者であるゲートウェイがIOUを発行するのです。

ですが、IOUは、そのIOU自身が発行されたゲートウェイでしか利用できないのです。

これは現在の銀行口座と同じですね。例えば、みずほ銀行に10000円を口座振り込みをして、全く違う三菱UFJ銀行の口座から引き出すことは出来ませんよね。

ただし、リップルネットワークで発行されるIOUには「リップリング」という機能が存在します。同じ通貨に関するIOUであれば自動でゲートウェイ間で入れ替えトラストラインが変化する可能性があります。(これは無効にすることも可能です)

ILP(インターレジャープロトコル)とは

・インターレジャーとは

引用:Interledger Workshopインターレジャーのプロトコル・スタック)

インターレジャーは、異なる台帳(レジャー)間で、支払いを送信するための、オープンなプロトコル群とです。

簡単に言うと、銀行やビットコイン等の異なる台帳をつなぎ、簡単に送金をできるようにする仕組みで、つまり、「様々な通貨(決済手段)をつなげる役割」をもちます。

例えば、

「海外の通販サイトを見ていて、買おうと思ったけれどドル支払いやユーロ支払いだけで、買えない。」

「お店の支払いで対応しているクレジットカードが違くて、自分のクレジットカードが使えない。」

このような通貨・決済手段が違うことで、起こっていた不便を解消しようとしています。この仕組みは簡単に通貨(決済手段)間の価値の移動を行うとともに、安全性も保証されています。

・コネクター

このインターレジャー内にはコネクターという役割が存在します。コネクターは複数の異なるレジャー間でお金が移動(振替)する時の中継役を行います。

リップルではこのコネクターの役割をコルレス銀行や流動性プロバイダーが担っています。

(これだけでは、どのような役割なのかわかりにくいと思いますが、後述する内容に出てきますので、頭の片隅に残しておいて下さい!)

・ILP(インターレジャープロトコル)

インターレジャーでは、送金処理において、コネクターと通信するためにインターレジャー・プロトコル(ILP)を使用します。

ILPは、インターレジャー層で定義されたプロトコルです。(レジャー、アカウント、金額参照のための方法を提供します。)

ILPは異なるコネクターが相互運用可能で、相互に連携することで取引の中継を保証します。

Ripple Netの仕組み

リップルにはネットワークが存在し、

  • ①xCurrent
  • ②xRapid
  • ③xVia

という3つのネットワークが存在しています。

リップルのチャート

https://www.newscrypto.jp/chart

2017年の12月は一か月の間に大幅な高騰を見せました。
その要因は以下だと推測されます。

・リップルを使用した日韓国際送金の実験がスタート

・アメリカ最大の取引所コインベースにXRP上場の噂(2018年1月23日現在未上場)

SBIホールディングスと大手カード会社がリップルのブロックチェーン技術活用で連携

大手企業との連携の噂

日韓国際送金の実用化や日本のカード会社との連携などは2018年も進展が期待されています。

2018年5月現在、価格は安定して90円前後を保っています。

▼リップルのチャートはこちらでご覧いただけます

ビットコイン (BTC) イーサリアム (ETH) リップル (XRP) ビットコイン・キャッシュ (BCH)

リップルの将来性

リップルの利便性と将来性を正しく理解し投資するのがおすすめですが、

前述のように大企業とのつながり他の仮想通貨とは違う実用性の高い特性から、

2018年も非常に期待のできるコインであると言えます。

また、将来性についてより紐解いた記事もありますので併せてご覧ください。

リップルの仮想通貨であるXRPの通貨価格の急上昇が話題となったリップル(XRP)、果たしてリップル(XRP)の価格急上昇はバブルなのでしょうか。

Ripple netの金融機関への導入

リップル社が提供する国際送金ソリューションは、現在100行を超える金融機関に導入されています。実際に2016年にはカナダの金融機関ATB Financialとドイツの金融機関ReiseBankが世界初のブロックチェーン技術を利用した送金を行われました。従来の方法だと2~6営業日を要した送金ですが、今回はわずか8秒で完了しました。

他にも、アメリカとメキシコの間でのXRPを利用した送金はスタートしていますし、2017年12/13の日本経済新聞によって報道された通り、三井住友銀行やりそな銀行をはじめとした37の金融機関が、韓国の大手銀行2位と送金実験を始めました。

この実験ではリップル社が提供するブロックチェーン技術を利用するようですが、最終的にはリップル社が発行する仮想通貨XRPを利用する計画だそうです。XRPを利用して送金を行うと、送金コストを6割削減できるとされています。以上のことから、リップル社のブロックチェーン技術を金融機関が導入することは、従来の方法よりも大きくコストと時間を短縮できる点で大きなメリットを持つことが示されつつあります。

より多くの実験を重ね、より高い確度で上記のメリットが証明されれば、既存の国際送金システムに革命を起こすと目されています。

有力な企業からの評価

googleSBIホールディングスなどの有名企業が出資したことでリップルは一躍話題になりました。

アメックスが提携を発表、日本でも2017年3月三菱東京UFJがリップルを使ったネットワーク利用を発表するなど日本企業からの信頼も厚い通貨です。

▼リップルがインド・ブラジル・カナダ等の金融機関と新規提携を発表

本日2018年2月22日リップルが新たに ブラジルの「ItaúUnibanco」・インドの「IndusInd」・シンガポールの「InstaReM」

▼大手銀行Santander「リップルの国際送金アプリをリリースする」

富士通、ベルギーで「ブロックチェーンイノベーションセンター」開設 日本の情報通信技術会社富士通はベルギーにブロックチェーンイノベーションセンターを開設する

リップル社の発言から

XRPを発行するリップル社は、2017年11月10日のリップル(XRP)東京ミートアップにおいてこのような発言をしています。

「XRPが国際送金としてより使われるようになるには、流動性を高めるということが重要なため、そこに注力しています。」

前項をご覧いただければ分かる通り、RippleNetと世界各国の金融機関すなわち送金業者との連携は着々と進んでいます。この意味で、流動性を向上させる基盤は強固なものになってきています。

リップルを購入できる取引所

リップルを取り扱う国内取引所は以下の通りです。

<リップル(XRP)を取り扱う国内取引所のおすすめ>

リップルは取り扱っている取引所が多くて迷ってしまいますが、簡単に特徴を表にまとめたので、参考にして下さい。

これを見て、自分に合った取引所を開設しましょう。

GMOコイン

bitbank

(ビットバンク)

bittrade

(ビットトレード)

特徴『金融大手運営の安心感』『隠れた名取引所』『バランス型の取引所』
手数料
セキュリティ

使いやすさ

リップル投資を行うポイントは分散投資

投資におけるdiversification(分散投資)はリスクを抑えるためにやっておくべきです。

株に投資する人が様々な銘柄を買うのと同じように、仮想通貨も複数の取引所で売買するこでリスクを分散できます。複数の取引所に登録して分散投資を目指しましょう。

ビットバンク公式へ

GMOコイン公式へ

ここだけのお得情報!リップルを購入するのに最もおすすめの取引所!

▼忙しい人向けにまとめ!リップルが欲しいあなたに最適な取引所! 【1位】 リップルを低手数料で購入! 今回はリップルの購入・

リップルまとめ

  • 2004年Ripple社が決済システムをスタートし、2013年にRipple社が発行した仮想通貨がXRP
  • XRPは支払・送金スピードに特化していて、googleなどの企業が出資する期待の高いコイン
  • リップル社が過半数以上のXRPを保有している中央集権的なコイン
  • 2018年以降に向けて実用化が進んでいる
  • 2018年期待できるコイン

リップルは2018年期待できるコインのひとつ!

ぜひ参考にしてリップルの今後に注目してみてくださいね。


bitbank アルトコイン コインチェック リップル (ripple) 仮想通貨 仮想通貨取引所