NEMのスーパーノードとは|初心者でもわかる解説【完全版】

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今回はNEMのスーパーノードについて徹底的に解説していきます!

先日のコインチェックNEM流出事件をきっかけに、注目度が上がっている仮想通貨NEM

NEMについて調べていくと、ビットコインなどでは聞かないワードがたくさん出てくることに気づくのではないでしょうか。

スーパーノード、ハーベスティング、PoI……

仮想通貨は知ってるけど…NEMはビットコインと何が違うの?

NEMにはどんな仕組みがあって、スーパーノードとはいったいどのようなものなの?

正直、儲かるの?

そんな疑問を今回は初心者の方でも分かるように解説していこうと思います。

スーパーノードとは

スーパーノードとは端的に言えば、

ハーベスティングを統括するNEMブロックチェーンのインフラとなる高性能のノードのことです。

………………。

……上記では分かりにくいですよね。ひとつずつ解説していきます!

仮想通貨NEMの特徴

そもそも、仮想通貨NEM(XEM)は2015年3月に誕生した仮想通貨。

NEMという名称は「New Economy Movement(新たな経済活動)」というプロジェクトの頭文字をとっており、仮想通貨による平等で分散型の経済圏を作ることを目標としています。

そんなNEMの重要な特徴はこちら

  1. ハーベスティング
  2. PoI(プルーフ・オブ・インポータンス)

そしてこれらの特徴はスーパーノードに深くかかわっているワードになります。

▼併せて読みたい!NEMがどれほどスゴイかよくわかる記事はこちら

2018年1月のコインチェックNEM流出事件以降、仮想通貨NEMは注目を浴びていますが、今回はNEMの将来性に的を絞ってまとめていきます。 NEM

1.ハーベスティング

ビットコインのマイニングという制度はご存知でしょうか?

マイニングとは

コンピューターに計算をさせてコインの取引記録処理を行わせ、その報酬として新しく発行されたコインをもらう制度。仮想通貨の基礎となる技術「ブロックチェーン」ではシステムの統括者がいないため、マイニングのように参加者が取引記録の計算処理などを担い報酬を受け取っている。

簡単に言うと、

ビットコインで言うマイニングにあたるのがNEMのハーベスト(ハーベスティング)です。

マイニングが報酬制度であるように、ハーベスティングも報酬がもらえる制度。なんとNEMがもらえちゃうんです。

ビットコインのマイニングはPoW(プルーフ・オブ・ワーク)という制度の上に成り立ちますが、このハーベスティングはPoWに対してPoI(プルーフ・オブ・インポータンス)という制度の上に成り立っています。

このPoWとPoIは誰に報酬を与えるかという点に違いがあります。

▼ハーベスティングについて、さらに詳しくまとめた記事はこちら

本記事ではNEMのハーベストについて詳しく解説していきます。 ハーベストとは何か?どうやったらできるのか?等の疑問について答えていきます。 ハー

2.PoI(プルーフ・オブ・インポータンス)

ビットコインのPoW「プルーフ・オブ・ワーク」=「仕事量による証明」

「仕事量」というキーワードでも分かるようにマイニングではより演算能力の高いコンピューターに、より多くの報酬を与えるシステム。

NEMのPoI「プルーフ・オブ・インポータンス」=「重要度による証明」

「重要度」が高い人により多くの報酬を与える(ハーベスティングする)システム。

ここで言う「重要度」は下記の条件を加味して決まります。

  • コインをどれだけ沢山持っているか
  • どれだけの期間多くのコインを保有しているか
  • 多くのノードとコインをやりとりしているか
  • 評価の高いノードとやりとりがあるか

一番下に「評価の高いノードとやりとりがあるか」という条件があります。

この「評価の高いノード」というのがスーパーノードと呼ばれます。

ノードとは

そもそもは線と線の結び目を意味し、転じてネットワークの接点のことを指す。ここではNEMコミュニティーにいるコンピューターパソコンのこと。

PoW、PoIをくわしく知る

システムを統括する母体のない「仮想通貨」は分散合意アルゴリズムを使って、取引検証作業をする人たちに報酬を与えています。

ビットコインのPoWが代表的で、その報酬制度は「マイニング」と呼ばれます。

分散合意アルゴリズムにおいて、ビットコインではPoW(プルーフ・オブ・ワーク)、イーサリアムではPoS(プルーフ・オブ・ステーク)、そしてNEMではPoI(プルーフ・オブ・インポータンス)を採用しています。

PoWは演算処理能力の高い者に、PoSは保有量の多い者に、そしてNEMのPoIは保有量や取引量、取引額全体を考慮して報酬を与えるシステム。その報酬制度が「ハーベスティング」と呼ばれます。

つまりスーパーノードとは

PoIにおいて、重要度の高い高性能なノードのことを言います。

スーパーノードは統括者のいないブロックチェーン上においてインフラ(基盤)の役割を担います。ブロックチェーンのすべてを保有し、二重支払いの検証などを行う、いわばNEMブロックチェーンにいるすべてのノードのリーダーのような存在。

ハーベスティングでも報酬をゲットできますが、スーパーノードになると報酬は格段に上がります。

では、どうしたらスーパーノードの役割を担えるのか?

次項では具体的な条件なども見ていこうと思います。

 スーパーノードで報酬を獲得する

ハーベスティングへの参加

まずはハーベスティングへの参加条件を見ていきましょう。

独自の参加方法がありますのでご紹介します。

実は以下の条件を満たせば放置しているだけで報酬を獲得できます。

  • NEMを10000枚以上保有
  • Nano Walletに送金して既得バランスが10000を超えるまで保持する
  • Nano Wallet上でハーベストの設定を行う。
  • 報酬が入るまで待つ

▼さらにくわしいハーベスティングのやり方はこちらをご覧ください

本記事ではNEMのハーベストについて詳しく解説していきます。 ハーベストとは何か?どうやったらできるのか?等の疑問について答えていきます。 ハー

「Nano Wallet(ナノウォレット)」とはNEMが公式に配布しているウォレットです。

▼Nano Wallet使い方はこちら

Nano Walletとは、仮想通貨NEMの公式ウォレットです。 本記事ではNEMのNano Walletの使い方(アカウント作成&送金)を解説し

問題なのはNEMを10000枚以上保有という条件…。

2018年1月30日現在95円のNEMを10000枚買うと、価格はなんと95万円…

ハーベスティング自体、気軽に始められるものではなさそうですね…。

スーパーノードの条件

ハーベスティングでも条件が厳しいですが、スーパーノードはどんな条件が必要なのでしょうか。

まずハーベスティングでは10000枚以上だったNEMの保有数

スーパーノードは300万枚以上とされています。300万枚!!!

つまり現在のレートで2億8500万円…とんでもない数字が出てきてしまいました。

その他の条件はこちら。

▲引用:『NEMの説明書』http://nemmanual.net/supernode_require.html

NEM公式ページに原文の表や、さらに詳しいスーパーノードの条件・報酬制度について記載があります。

インフラを担うということで、システム的に安定した環境が必要であることがわかります。

これらの条件を満たせる人だけがスーパーノードとなります。

報酬はどのくらい?

スーパーノードの報酬は、一日14万XEMの予算から稼働している台数に分配されます。

ですので固定の価格でないことが特徴ですが、めやすとしては毎日約300XEMほど。

もし毎日300XEMだとすると、現在のレート(95円)で一日約2万8500円

一か月(31日)でなんと約88万3500円

スーパーノードの条件である「300万XEM保有」が現在2億8500万円でしたので、利益回収できるのは単純計算で1万日後

この数字を365日で割ると約27年かかることがわかります。

ただ、この価格はNEMがずっと95円というレートであることを想定した数字となりますので、実際は相場に左右されて大きく上下しそうですね。

それに加え、この報酬は有限の予算から捻出していて、2、3年後にはそれが枯渇すると言われています。(27年待ってくれません!)

しかし資金が枯渇した後は無報酬となるのではなく、トランザクションの手数料がスーパーノードの報酬として充てられるそうです。

まとめ

  • NEMにはハーベスティング、PoIという特徴がある
  • ハーベスティングはマイニングと似た役割を果たす
  • PoIは重要度の高い人に報酬を与えるシステム
  • ハーベスティングのなかでも、インフラの役割を担う安定した存在がスーパーノード
  • ハーベスティング、スーパーノードにはそれぞれ必要条件がある

本日はこんなことをご紹介しました。

NEMの価格は2017年12月から見ると現在は5倍になっていますので、ハーベスティングもスーパーノードもほんの一か月で格段に難易度が上がってしまいました。

今から始めるとなると少し負担が大きいですが、今後NEMの実用化が進み、現在より価値が上がる可能性もありますので、既にある程度のNEMをお持ちの方は今のうちにチャレンジしてみるのがおすすめかもしれません。


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