イーサリアムクラシック(Ethereum Classic、ETC)のマイニング(採掘)を解説!手軽な方法からディープな方法まで紹介します!

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現在時価総額2位の仮想通貨イーサリアムから分裂することで生まれたイーサリアムクラシック。

イーサリアムクラシックはビットコインの様に専用のハードウェアであるASICなどを用意しなくても、GPUで簡単にマイニングすることができます。

本家のイーサリアムはPoSへの以降を予定しているようですが、イーサリアムクラシックは引き続きPoWでマイニングすることができます。

本記事では、イーサリアムクラシックのマイニングを手軽な方法からディープな方法まで徹底的に解説します!

仮想通貨のマイニング(採掘)とは?

マイニングとはなんぞや?という方も多いはずですので、概念から軽くおさらいします。

ビットコインのマイニングは現在、「プルーフオブワーク」という仕組みを利用しています。プルーフオブワークによるマイニングとは、

1)ビットコインが利用している「ブロックチェーン」という仕組みを維持させるために必要な計算をする(結果として正しい取引履歴の書き込まれた承認をする)こと

2)その仕事の見返りとして、ビットコインなどの「新規」の仮想通貨をもらうこと

です。1)の作業は高い計算機リソースを持った参加者が有利な競争で、正しい取引履歴を生成することができたもののみが報酬として新規発行コインを獲得します。

このようにブロック生成を通じたブロックチェーンネットワークへの貢献を行い、その見返りとして仮想通貨をもらう人達のことは「マイナー」と呼ばれています。

PoW以外にもたくさんあるマイニングの種類

仮想通貨のマイニングでは、何を持って正しい取引履歴の承認とするかによって、いくつかの種類にわけられます。

ビットコインで採用されているPoWは、計算機リソースを多く持っている人が正しい取引履歴を承認する仕組みでした。

しかしながら、

  • コインを多く持っている人が承認を行うPoS (Proof of Stake)
  • コインを多く使った人が承認を行うPoI (Proof of Importance)
  • コイン所有者の投票によって選ばれた人が承認を行うDPoS(Delegated Proof of Stake)

など、多くの種類が存在します。

イーサリアムクラシックは、PoWを採用しているコインなので、GPUなどを購入し計算リソースを手に入れることで効率的にマイニングを行うことができます。

代表的なマイニング方法

一般的にマイニングには複数の方法があります。

ソロマイニング

ソロマイニングでは、イーサリアムクラシックのネットワークに接続し、一人でマイニングを行う方法です。

ソロマイニングで利益を得るためには、計算競争に勝利しなければなりません。これは宝くじのような確率であり、運が悪ければ長い期間競争に勝てず無報酬のままでGPUを稼働し続けなければなりません。

計算機リソースを大量に確保できる企業ならまだしも、個人がソロマイニングで安定した収益を上げることは難しい状況となっております。

マイニングプール

マイニングプールでは、イーサリアムクラシックのネットワークに直接接続するのではなく、プールと呼ばれる共用サーバに接続して、みんなでマイニングを行う方法です。

ソロマイニングでは、一人でマイニングを行わなければならなかったため、宝くじのような確率でしか収入を得ることができませんでした。

しかしながら、マイニングプールでは、みんなで協力してマイニングを行い報酬を分けあうため、安定したマイニング報酬を受け取ることができます。個人のマイナーの多くはマイニングプールを利用しているようです。

クラウドマイニング

クラウドマイニングでは、企業が用意したGPUなどの計算機リソースをレンタルすることでマイニングを行います。

ソロマイニングやマイニングプールでは、実際に機材を揃えなければマイニングを行うことができなかったのですが、クラウドマイニングでは計算機リソースのレンタルを行うだけでマイニングが可能です。

しかしながら、そのお手軽さゆえ、ソロマイニングやプールマイニングに比べると利益率は低くなってしまいます。

イーサリアムクラシックのマイニング方法

では、実際にマイニングを行うにはどのような方法があるのでしょうか?順を追って説明していきます。

ソロマイニングの方法

ソロマイニングに参加するためには、大量のGPUを用意して、ソフトウェアをインストールしてイーサリアムネットワークに接続しマイニングを行う必要があります。これはかなり上級者向けの内容なので、初めての人は飛ばしてもらって構いません。

機材の準備

ソロマイニングには大量の計算機リソースが必要であるため、ハイスペックなグラフィックボードを用意する必要があります。

例えば、下記のようなNVIDIAやAMDのハイエンドGPUを用意するのがおすすめです。

GTX1080

RX570

PCの電源容量やケースの大きさ、冷却性能によっては取り付けや動作が困難な場合もあるため、本格的に行う場合には、下記のようなグラフィックボードを購入してマイニングリグと呼ばれる設備(一台のグラフィックボードに複数のGPUを接続)を複数構築する必要があります(その場合、家庭用の電源では容量不足となる可能性があります)。電源容量も計算して十分な大きさのものを選びましょう。

ASRock BTC-PRO

マイニングソフトウェアの設定

マイニング計算を行うソフトウェアをインストールして動作させる必要があります。

有名なのは、ethminerclaymore dual miner などです。ご使用のPC環境に合わせて利用しましょう。

また、複数のマイニングリグを接続して本格的にマイニングを行うためには、各リグをプロキシに接続して計算機リソースを共有する方法がおすすめです。これを実現するには、eth-proxyなどを利用しましょう。

マイニングプールの方法

マイニングプールの場合、ソロマイニングで紹介した各種GPUを最低一台用意し、ethminerclaymore dual miner などのソフトウェアをインストールします。

ソフトウェアの設定で、Ethereum Classic Mining Poolなどをマイニングソフトウェアの接続先に設定し実行すれば、マイニング可能です!

ソロマイニングに比べればかなりお手軽な方法なのでGPUが手に入る人は試してみることをオススメします!

クラウドマイニングの方法

クラウドマイニングでは、以下のGenesisMinigなどをオススメします。

最近のクラウドマイニングでは、計算機リソースをレンタルし、その時々に最も利益の出るコインをマイニングする仕組みとなっているため、必ずしもイーサリアムクラシックのマイニングとは言い切れませんが、機材の準備なく利益を得ることができるためおすすめです。

GenesisMining

実際マイニングって利益でるの?

以上のように、イーサリアムクラシックのマイニングにはGPUなどの設備投資が必要であり、電気代も馬鹿にならない額かかるため、実際に利益がでるのか疑問の方も多いでしょう。

今後の仮想通貨の値動きによっては利益がでない、赤字になる可能性も考えられます。

取り組む際には、設備投資・電気代の経過を記録し、計画的にマイニングを行いましょう!実際のところ、ここ数ヶ月で急激にGPUマイニングの難易度は上昇し、収益性も下がっていますので計画性が重要です。

WhatToMineというサイトでハッシュレートや電力コスト等を入力すると利益が計算できるので計算してみるのもいいかも知れません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?簡単にではありますが、イーサリアムクラシックのマイニングを行う際の具体的な手順を網羅的に紹介しました。

実際にマイニングを行う際には、設備投資、マイニング利益、電気代等を計算した上で計画的に取り組みましょう!


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