ホットウォレットとコールドウォレットとは?|資産を守るセキュリティー対策

▼おすすめの取引所ランキング

今回は仮想通貨で使われる用語、ホットウォレットコールドウォレットについてご紹介していきます。

1月26日に発生した国内大手仮想通貨取引所コインチェックの事件でも問題になった「ホットウォレット」「コールドウォレット」。

聞いたことあるけどどういう意味かわからない…

そんな方にも分かりやすく解説していきます!

実はこのふたつ、あなたの大切な資産を守る重要なキーワードなのです。

ホットウォレット・コールドウォレットとは

このふたつを一言で言えば

ホットウォレット常時インターネット接続された環境にあるウォレット

コールドウォレットインターネットとは完全に切り離されたウォレットのことです。

この二種類は安全性送金・受金の利便性がそれぞれ対になっています。

次項ではそれぞれの特徴を詳しく見ていきます。

そもそもウォレットとは:

ウォレットは日本語で「財布」
その名の通り、仮想通貨を保管する場所のことを言います。

仮想通貨取引所が仮想通貨を保管しているのも”取引所のウォレット”ですし、個人で仮想通貨の管理ために利用するのも”個人のウォレット”です。

ウォレットを学ぶ上で超重要キーワード!

秘密鍵とは:

秘密鍵を理解しようとする場合、「公開鍵」、「秘密鍵」、「電子署名」の3つの用語を1セットで覚えることをおすすめします。

秘密鍵

秘密鍵は無作為に選ばれる数値です。所持している仮想通貨が「自分のものである」ことを証明するために必要なもので、
他者に教えてしまった場合に、その所有の証明を譲渡することと同じなので、絶対に教えてはいけないものです。
この秘密鍵は、PC内の不正アクセスのリスクも考えて、オフラインで(例えば、紙ベース)管理することをおすすめします。
一言で言えば、秘密鍵とはパスワードの難しい版だと思っていただければOKです。

公開鍵

公開鍵は、仮想通貨を受け取るために必要な鍵で、アドレスのもとになる鍵といっても良いでしょう。
メールアドレスや口座番号を他者に知られても大丈夫なように、公開鍵は教えても大丈夫なものです。

電子署名

文字通り、紙の契約書にサインするものが電子化されているものです。

これは秘密鍵と公開鍵があることで、電子署名を行うことができます。

電子署名とは、秘密鍵を持っているものしか作成できないデータのことを指します。

これは、通常、秘密鍵によって暗号化されたメッセージです。

・仮想通貨で使われている公開鍵・秘密鍵暗号では、秘密鍵によって暗号化されたメッセージは公開鍵でしか解読できません

・あるメッセージを送信する際に、そのメッセージを秘密鍵で暗号化した署名を付与します

・署名付きメッセージを受信した第三者は、公開鍵を利用して正しく署名を復号できるかを検証します

これらのプロセスにより秘密鍵の保有者が送信したメッセージであることを第三者が検証することができます。

BTCネットワークのすべての参加者は、この電子署名が示されていることで、そのビットコインの所有者を検証し、有効かどうかを判断することができます。

ホットウォレット

ホットウォレットは常時インターネット接続された環境にあるウォレットでしたよね。

メリット、デメリットと具体的なホットウォレットの例を確認しましょう!

メリット

送金・受金◎!

送受金、残高確認もインターネットに接続されているため、即時簡単&手軽に行うことができます。

入手の仕方も「アプリをインストールするだけ」などとにかく簡単なのが特徴。

デメリット

安全性:△

インターネットに常時つながっているため、ウイルスに感染してウォレットへのログイン情報を盗られたり…というハッキングのリスクが高くなります。

そのため動かす予定のない高額資産の保管には向きません

具体的なホットウォレットの例

仮想通貨取引所

仮想通貨取引所の多くは、ホットウォレットとコールドウォレットを併用しています。

取引所は頻繁に仮想通貨の取引があるため、すぐに送金・受金を行うために一部ホットウォレットで管理しているところが多いようです。(取引所によって異なる)

そのため確実に自分の資産を守るためには不向きな保管場所と言えるでしょう。コインチェックのNEM盗難事件はコインチェックがアルトコイン全般をホットウォレットで管理していたため発生しました。

とはいえ、売買には欠かせないのが仮想通貨取引所ですので、自身のコールドウォレットと併用することがおすすめです。

🔓秘密鍵は取引所側が管理します。秘密鍵が管理側(この場合取引所)保管の場合、管理者がハッキングされると自分の資産の入ってるウォレットの鍵も盗られてしまいます。

▼各取引所のリスクに関してはこちらの記事がおすすめ

▼忙しい人向けにまとめ!仮想通貨取引所の安全性ランキング! 【1位】GMOコイン 信用取引が可能!おすすめ仮想通貨取引所 【2位】bit
webウォレット

こちらはダウンロードの必要なく、メールアドレスなどを用いてアカウントを作るだけで使えるweb上のウォレットです。

SNSのように気軽にアクセスでき端末にダウンロードする必要もありません。

🔓秘密鍵はサービスが管理します

PCアプリ、スマホアプリ

PCやスマホにウォレットアプリをインストールして使用するウォレットです。

QRコードでの送金・受金が行えるため店舗での決済などに役立ちます。

しかしPC・スマホがウイルスなどに感染すると情報が流出するリスクがあります。

🔓秘密鍵は自分で管理します。

ビットコインの有名なスマホウォレットは

  • GreenAdress(グリーンアドレス)
  • bread wallet(ブレッドウォレット)
  • Copay(クーペイ)

というものがあります。ビットコイン決済が使えるお店ではこのようなスマホウォレットからの支払いがとても便利です。

コールドウォレット

コールドウォレットはインターネットとは完全に切り離されたウォレットのことでしたね。

こちらもメリット、デメリットと具体的な例を見ていきましょう。

メリット

安全性◎!

インターネット環境がないためハッキングで情報を盗られることはありません。

安全性第一の保管にはコールドウォレットを選びましょう。

デメリット

送金・受金△

支払いなどに時間がかかり使用しづらいので、引き出す予定のある資産の保管には不向きです。

また、ハード自体の紛失・破損リスクもあります。例えばペーパーウォレットを失くしたり、USBのウォレットを壊したり…。

具体的なコールドウォレットの例

ハードウェア端末

USBなどのハードウェア端末で、これはPCなどのウォレットアプリと併用して利用します。

いわば🔓ハードウェア端末が秘密鍵であり、れがなければウォレットの取引が行えないというものです。

オフラインでの保管であるためセキュリティーの高い方法です。

デメリットとしては端末が高額(1万円前後)であること、また端末自体の故障・紛失リスクが挙げられます。

Ledger Nano S (レジャー・ナノS)Ledger Nano S - The secure hardware wallet

USB接続で使用可。ビットコイン、イーサリアムをはじめとした複数の銘柄のコインも保有できるということで多くの人に支持されているハードウェアウォレットです。

真偽は定かではありませんが、楽天での購入は非正規品もまじっているとのうわさもありますので購入は公式サイトがおすすめ。

TREZOR

TOREZORはライトコインに対応しているハードウェア端末になります。

小型で充電も不要なので持ち運ぶ際に便利です。

USBでPC接続を行うことで、ブラウザからウォレット管理を行うことができます。使用する際も、2つのボタンを利用するだけで操作ができるので、非常に簡単です。

日本語対応している点も安心して利用できるポイントですよね。

ペーパーウォレット

アドレスや🔓秘密鍵を紙に印刷して保管する方法です。

オフラインで保管できるためセキュリティーは高いです。

そのため高額・長期投資にはおすすめですが、もちろん燃えたり、紛失するリスクもありますので注意。

ペーパーウォレットは金庫に入れて保管するのが一般的です。

ウォレットの選び方:

現金の預金をイメージしてみましょう!

高額な財産をタンス貯金するのはセキュリティが心配ですよね。窃盗犯に盗られてしまうリスクが充分にあります。

そういう場合は家よりもセキュリティの高いとされる銀行に預けるのが一般的です。

しかしすぐに使う予定のあるお金は手持ちの財布に入れて持ち歩いたり、或いはある程度の額は自宅で保管することもあります。

そのようにイメージしてみると自分の投資額に見合ったウォレットがどのタイプなのか考えやすいのではないでしょうか。

ホットウォレットはすぐに取り出せる財布管理コールドウォレットは銀行などすぐに取り出せない機関での管理というイメージが近いかもしれません。

莫大な額であればセキュリティが劣るホットウォレット管理は心配ですよね。逆に少額を手軽に保管・手軽に送受金するのであればホットウォレットがぴったりの保管方法になります!

したがって、ホットウォレットとコールドウォレットをケースバイケースで併用するのが効率的と言えます。

あなたの投資規模はどのくらい?
そしてこれからどのくらいの期間の投資を考えていますか?

そんな事を参考にしつつ、あなたに合ったウォレットを選んでみましょう!

まとめ:ハッキングリスクから資産を守る

  • ホットウォレットとは常時インターネット接続された環境にあるウォレット
  • コールドウォレットとはインターネットとは完全に切り離されたウォレット
  • 安全性送金・受金の利便性がそれぞれ対になっている
  • ホットウォレットは送受金が簡単だが、安全面ではハッキングのリスクがある
  • コールドウォレットは安全性は高いが、送受金には不向き

今回はホットウォレット・コールドウォレットについて解説しました。

どちらかを使うのではなく、用途に合わせてうまく併用することがおすすめです。

ちなみに、コインチェックの一件でホットウォレット・コールドウォレットの違いに興味を持った方はこんな記事もおすすめです。

▼忙しい人向けにまとめ!仮想通貨取引所の安全性ランキング! 【1位】GMOコイン 信用取引が可能!おすすめ仮想通貨取引所 【2位】bit

必要な情報を学んで大事な資産を守りましょう!


その他 仮想通貨 用語解説