【徹底解説】スマートコントラクトとは?−イーサリアムとの関係性−

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「イーサリアム」を調べていると必ず出会う言葉、「スマートコントラクト

実はこれ、イーサリアムやその他の仮想通貨を理解するためにも重要な概念なんです。

「スマートコントラクトって何?」

「何に使えるものなの?」

本記事ではこんな疑問を解消していけるよう徹底的に解説していきます!

スマートコントラクトとは?

仮想通貨におけるスマートコントラクトとは、一言で言うと
改竄の出来ない(トラストレスな)プラグラム

実は、スマートコントラクトという言葉自体は、イーサリアムが誕生する前、さらにはブロックチェーン自体が誕生する前からありました。

1994年にNick Szabo(ニック・サボ)という法学者・暗号学者によって最初に提唱されています。

スマートコントラクトとはよく「契約の自動化」と呼ばれますが、正直ピンときませんよね。

概念的にはそうなのですが、仮想通貨におけるスマートコントラクトを具体的に言うと改竄の出来ない(トラストレスな)プラグラムとなります。

インターネットで検索していると、イーサリアムとセットで使われているケースが多いです。

その理由は、ブロックチェーン上でこのスマートコントラクトを実装できる初めてのプラットフォームが、イーサリアムであり、現在最も開発が進んでいるからです。

(仮想通貨ではNEO、NEM、EOS、ADAなども同様にスマートコントラクトを搭載しています。Bitcoinにもその流れあり。)

Ethereum(イーサリアム)とは?

2013年にVitalik Buterin(ヴィタリック・ブテリン)という人物によって提唱され、設計が始められました。
2014年にスイスに設立された「イーサリアム財団」という非営利団体によってプロジェクトが管理されています。

※Ethereum(イーサリアム)とETH(イーサ)
よくEthereum(イーサリアム)とETH(イーサ)を混同してしまいがちですが、2つは少し違います。
Ethereumはプラットフォームで、ETHは通貨単位です。

イーサリアムについては下記の記事でどうぞ

本記事では通貨だけでなくスマートコントラクトの実行基盤としての機能を持った仮想通貨Ethereum(イーサリアム/ETH)について紹介します。 E

一般的なスマートコントラクトの考え方

さてまずはスマートコントラクトを概念的にどのようなものか理解しましょう。

先程述べた「契約の自動化」とは、結局どういったものだろう?

とまだ想像がつかない方がいらっしゃると思います。

ここでは身近なスマートコントラクトの例を挙げてみます。

身近なスマートコントラクトの例としてよく挙げられるのが自動販売機です。

スマートコントラクトを提唱したアメリカの法学者であり暗号学者でもある、Nick Szabo(ニック・サボ)氏も、スマートコントラクトを利用した初期の例として、自動販売機を挙げています。

自動販売機のフローは、

1. 自動販売機にお金を入れる

2. 飲みたいジュースを選択する

3. 自動販売機から選択されたジュースが落ちてくる

4. お釣りがあればお釣りを返す

こういった感じです。

スマートコントラクトの特徴は

取引時にあらかじめ設定しておいたプログラムを自動的に実行するという点です。

つまり自動販売機は

1. 自動販売機にお金を入れて

2. 飲みたいジュースを選択したら

3. 選択されたジュースを落とす

4. お釣りがあればお釣りを返す

という一連の設定されたプログラムを自動的に、また仲介者を挟まずに実行することができます

スマートコントラクトもこれと同じように

「◯◯されたら、◯◯する」

というルールに従って行動すると、自動的且つ第三者の介入なしに必ず結果を得られる、ということを実現する仕組みなのです。

改めて順序を整理すると、

0. 契約の事前定義(管理者が入力)

1. イベント発生(プログラムによる自動実行)

2. 契約執行・価値の移転(プログラムによる自動実行)

3. 決済(プログラムによる自動実行)

このように事前定義さえ出来ていれば、第三者の介入なしに(トラストレスに)自動的に、プログラムが実行されるような仕組みをスマートコントラクトと呼ぶのです。

トラストレス:
トラストレスは「信用が必要がない」ということです。
さて、信用の必要がないとは?
皆さん自動販売機でジュースを購入する際、「ジュースが出てこなかったらどうしよう・・」なんて考えませんよね。また、「サントリーの自動販売機だから、これは信用して利用できるな」なんてのも考えませんよね。
つまり、自動販売機はお金を入れてボタンを押せばジュースが出てくるのは当然のことです。
つまり、何も考えず「トラストレス」に購入することが出来るのです。

仮想通貨におけるスマートコントラクトの考え方

スマートコントラクトの概念自体は先程述べたように1990年代から存在しています。

しかし、仮想通貨におけるスマートコントラクトの考え方は、より具体的に言い表すことが出来ます。

仮想通貨におけるスマートコントラクトとはP2P通信において、改竄不可能で(トラストレスで)プラグラムのことを指します。

これのおかげで、改竄不可能なアプリケーションを動かせるようになったのです。

さてなぜこんなことが可能なのか?

そこで出てくるのが「ブロックチェーン」です

ブロックチェーンはビットコインの誕生とともに生まれたプロトコルです。

ブロックチェーンについて詳しくはこちらへ
忙しい方向け!ブロックチェーンとは? ブロックチェーンとは、一言で言えば新しいネットワークシステム ブロックチェーンの特徴は「非中央集権
このプロトコルと経済的インセンティブが組み合わさることで、「改竄不可能なP2P通信を可能としました」

さらにブロックチェーンの特徴としてブロックにアクセスすることができるしてコントラクトのコードにアクセスすることが可能になっています。

イーサリアムとスマートコントラクトの事例

さきほど出した自動販売機の例は以前から使われていますが、近年注目を集めているイーサリアムブロックチェーン上でのスマートコントラクトの事例を見ていきましょう。

CryptoKitties(クリプト・キティーズ)

引用:https://www.cryptokitties.co

CryptoKittiesはオンラインで猫を育成できるゲームです。

その特徴はイーサリアム・ブロックチェーン上に構築されているというところです。

猫が自動生成されたり、猫を売買したり、交配させたりすることができるのですが、そこでのルールの部分でスマートコントラクトが使われています。

CryptoKittiesがリリースされたときはブロックチェーン界隈や暗号通貨界隈ではかなり話題になりました。一時期このブームがトランザクションを詰まらせるほどでした。

開発はバンクーバーとサンフランシスコに拠点を置く、デザインスタジオAxiomZenによってされました。

CryptoKittiesとは?

近年仮想通貨界隈を賑わしている2つのゲームをご存知でしょうか? CryptoKittiesとEtherionsです。本記事ではこれらのゲー

CryptoKittiesだけでなく、スマートコントラクトが導入された例は多々ありますので、気になった方はぜひ調べてみてくださいね。


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