イーサリアム創業者Vitalik Buterin (ヴィタリック ブテリン)について解説!

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現在仮想通貨取引を行う人なら誰でも知っている「イーサリアム」

これはスマートコントラクトの実行基盤を目指した仮想通貨であり、時価総額はビットコインに次いで現在第2位です。

そんなイーサリアムを考案したのは19才の青年であることをご存知でしょうか?

今回はそんな若き天才であるvitalik buterin(ヴィタリック ブテリン)について今回は解説していきます。

Vitalik Buterinの生い立ち

ヴィタリック・ブテリンにロシアのモスクワ州コロマで生まれました。

父親がコンピューターアナリスト、母親がビジネスアナリストという家庭環境で6才までロシアで暮らし、その後カナダに移り住みました。

その後カナダの学校で小学校3年生になるころから数学やプログラミングの勉強をしていたそうです。

この時点で、周りの同級生の中でも突出した才能であったことがわかります。

Vitalikとビットコインとの出会い

そんな非凡な才能を持つヴィタリックが17歳になったころ、ビットコインと出会います。

きっかけは彼の父親からの紹介です。「面白い仮想通貨がある」と父から紹介されたものは、初めはただのコンピュータ上に存在する数字の羅列にしか見えなかったといいます。その1か月後、またビットコインの話を耳にした時に、ビットコインについて詳しく調べてみたそうです。

そこからヴィタリンはビットコインの世界にのめりこんでいきます。

まずは掲示板を読んで知識をつけることから始めていきました。その掲示板を読んでいく中で、報酬がビットコインで受け取れるライターの仕事を見つけ、それに取り組んでいきます。報酬はなんと1記事書くと5ビットコイン。当時では400円ほどの価値だったといいますが、現在では約500万円の価値があるものです。

そのようにして記事書いていく中で、ヴィタリンはビットコインの分散型ネットワークに興味を持っていきます。

1つの企業がすべてシステムを管理する中央集権的な方法ではなく、何千何万と集まった個人が自分のコンピュータを使ってネットワークを作っていくことが魅力的と感じるようになります。

何もかも組織が中央集権的な管理を行うのが当たり前の中、その時代に反しているといえる分散型管理にこの時点で興味を持っていたことがわかります。

そして18際になるころ、国際情報オリンピックで銅メダルを取る傍らでビットコインの勉強を続け、大学に進学します。

イーサリアムの開発へ

大学に通いながらも週に30時間以上もビットコイン関連のプロジェクトに参加していることに気づいたヴィタリンは、大学を辞めて世界中のビットコインプロジェクトを見て回る旅を始めました。

約5ヶ月間続いた旅の中で、人々がブロックチェーン技術を仮想通貨以外のものに応用しようとしていることを知ります。例えば、クラウドファンディングや分散型の送金システム、個人認証などです。

しかし、そこでヴィタリンは人々が使っていたブロックチェーンのプラットフォームが十分でないことに気づきます。そこでヴィタリンは特定のアプリケーションに特化したブロックチェーンを作るのではなく、様々な目的のために使えるブロックチェーンのプラットフォーム(少しコードを加えるだけで個別のブロックチェーンが得られるもの)を開発しようと考えました。これが、イーサリアムの核となるアイデアだったと語っています。

このアイデアは1ヶ月という時間の中で徐々に形になっていき、新たなプラットフォームをゼロから作るという考えに至ります。

旅から帰国したヴィタリン半年をかけてイーサリアムプロジェクトのホワイトペーパーを発行し、世界に公開します。その時弱冠19歳。当時の彼がイーサリアムについて説明している動画があるので、そちらもご覧ください。

その1年後の2014年にICOを行い約16億円の資金調達を経て、2015年にイーサリアムが指導します。

その後のイーサリアムの発展は皆様もよく知る通りです。

Vitalikが見据えるブロックチェーンの展望

こうしてみるとヴィタリックが惹かれたのはビットコインそのものではなく、それを提供するブロックチェーン技術であることがわかります。

ヴィタリックはGoogleやFacebook,Twitter社などにデジタルアイデンティティ(個人がインターネットを通じて何を調べ、行い、発信しているか)を管理下に当然のように置いていることに疑問を感じています。これも、ブロックチェーン技術を用いて、自らのアイデンティティを自らの管理下に置くことで解決することができます。この「分散化」というアイデアに魅力を感じていたそうです。

ヴィタリックはこのブロックチェーンによる分散化という考え方は将来時間をかけて徐々に社会に浸透していくものだとしています。本来、殆どすべてのアプリケーションは中央集権型で管理した方が効率が良いのは事実です。人々にブロックチェーンによる分散型社会の実現を訴えても、わざわざ効率の良い方法を捨ててまでやることなのかと言われれば、そこに疑問が残ってしまいますよね。

ヴィタリックはブロックチェーン技術はよりユースケースを絞っていく必要があると話しています。そうすることで、この分散化社会を疑問視する人も、次第に受け入れていくこととなると話しています。

今後2〜4年ほどの間に、ブロックチェーン技術のスタンダードが確立され、それを使う人々も賢くなり、ブロックチェーンを使って「何をすべきか/すべきでないか」何を避けるべきか」を理解するはずだ。どんな新しいテクノロジーもそうであるように、ブロックチェーンにはリスクがある。しかしそれと同時に、この革命的テクノロジーには大きな価値をもたらす可能性に満ちている。長期的な視点で見れば、ぼくらはブロックチェーンから恩恵を受けることができると思う。

※https://wired.jp/special/2017/vitalik-buterin/より引用

そしてあくまで、自分たちがブロックチェーンの価値を保つために必要なのは「分散」という原理を保つことだとしています。この原理は8年ブロックチェーンが様々なアプリやサービスに利用されていることを考えれば、正確に機能する原理であることは明らかであるとしています。

ヴィタリック自らが手掛けるイーサリアムでもそれは変わりません。ヴィタリックは現在イーサリアムの更なるシステムの良化に注力しています。具体的には、ユーザビリティとスケーラビリティの両方を伸ばしていくこと、ブロックチェーン技術を更に使いやすく安価にしていくこと、セキュリティーの更なる強化を挙げています。

ブロックチェーンはまだまだ完成しておらず、進化しているものだとヴィラリックは語ります。イーサリアム自体もまだまだ改善の余地を残しているとし、更なる発展に向かっていると語っています。

2018年2月現在も企業による中央集権的な支配が当たり前であり、日常にブロックチェーン技術が今後導入されるといわれても、いまいちピンとこない方も多いと思います。

ただ、ヴィタリックの言うとおりに徐々に社会にこのブロックチェーン技術が浸透していき、日常のあらゆるところにブロックチェーンが用いられ、分散型管理が行われる未来が訪れるかもしれません。

まとめ

今回はイーサリアムの開発者Vitalik Buterinについて解説してきました。

イーサリアムは現在開発の第三段階にはいっており、2018年以内に完成する予定となっています。それに伴い、企業から採用が増えれば、ますますイーサリアムは分散化のプラットフォームとして名を広めていくでしょう。

今後のVitalik氏の活動や言動について注目していきたいところです。

Ethereum公式

Vitalik Buterin Twitter


イーサリアム 仮想通貨 用語解説