bitFlyerがSFD導入でビットコイン下落!なぜSFDが必要なの?

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2月22日にbitFlyerがSFD制度見直しのアナウンスをしたことでビットコイン価格が一時下落しました。

この記事ではSFD制度の仕組みを徹底的に解説します。

相場への影響も例を交えながらわかりやすく説明していきます。

bitFlyerのアナウンス

SFDの導入お知らせ(1月16日)

1月16日にbitflyerからSFD導入のアナウンスがありました。

こちらがその本文です。

【重要】Lightning 現物(BTC/JPY)と Lightning FX の価格乖離の縮小を目的とした「SFD」導入予定についてのお知らせ

Lightning FX をお客様に安心してビットコイン取引を出来る場としてご利用いただくため、Lightning 現物(BTC/JPY)と Lightning FX の価格乖離の縮小を目的として、1 月中を目処に「SFD」の導入を予定しております。

SFD とは、「Swap For Difference」の略称で Lightning FX に適用されます。
価格乖離が 10% 以上になった場合には、価格乖離が拡大する方向の約定をされたお客様から約定金額(日本円)に応じた SFD を徴収し、縮小する方向の約定をされたお客様に SFD を付与いたします。

徴収・付与する金額は約定金額(日本円)に対して、約定時の価格乖離の程度に応じて決定される SFD 比率を乗じて算出されます。

例:
Lightning 現物(BTC/JPY)(最終取引価格:2,000,000 円)が Lightning FX(最終取引価格:2,300,000 円)対比 15% 高く乖離しているときに Lightning FX で 1 BTC/2,300,000 円(Aさん買い、Bさん売り)の約定が発生した場合の SFD 額について

Aさん:建玉決済時に、23,000 円を SFD として徴収
Bさん:建玉決済時に、23,000 円を SFD として付与

また、Lightning FX の取引画面にて価格乖離率を確認できるようにいたしました。

当社が定める比率は下記ご参照下さい。
SFD の算出に用いる比率:
① 10% 以上 15% 未満:0.5%
② 15% 以上 20% 未満:1.0%
③ 20% 以上 3.0%

引用:bitflyerお知らせより

この発表後FXの価格は大きく下がりました。

SFD制度の見直し(2月22日)

【重要】「SFD」の一部変更検討に関するお知らせ

いつもbitFlyerをご利用いただきましてありがとうございます。

Lightning FX取引価格とLightning現物(BTC/JPY)取引価格が10%以上乖離している場合に約定ごとに発生する「SFD」について、一部変更することを検討しております。

近日中に改めてお知らせいたします。

引用:bitfleyerお知らせより

このアナウンスによってBTC価格は一時下落しました。

SFDに対するイメージはマイナスなようです。

SFDって何?

そもそもSFD制度とはなんなのか、bitflyerからのお知らせの内容をもとに解説していきます。

価格乖離

価格乖離とは現物価格とFX価格の差のことです。

そしてその差額を現物価格で割ったものを乖離率と呼美ます。

例えば、現物価格が100万円、FX価格が130万円の場合、価格差は30万円で乖離率は30%です。

拡大方向と縮小方向

拡大方向は価格乖離が大きくなる約定をすることです。

縮小方向はその逆で、価格乖離が小さくなる約定をすることです。

先ほどの例で説明すると、現物価格100万円、FX価格130万円で価格乖離は30%です。

この時SFD率はbitflyerのお知らせより、3.0%です。

ここでのFX買い注文は拡大方向、売り注文は縮小方向なので、買い注文は3.0%徴収され、売り注文をすると3.0%付与されます。

どうして必要なの?

SFDのアナウンス後、ビットコイン価格は下落しました。

そのため、SFDは価格に関して、マイナス要因だと判断されたわけですが、なぜSFDが必要なのかを解説していきます。

価格乖離の縮小

SFDの主な目的は価格乖離を縮小させることです。この制度を導入することで、価格乖離を縮小させる約定をすると手数料をもらえるため縮小方向にメリットがあります。

現物価格を参考にFXをする人が多い

FX価格を予測するときに多くのトレーダーは現物価格を参考にポジションを取ります。

よって、価格乖離が少ない方が現物価格とFX価格の連動性が高まるため、予測が立てやすく、ユーザーにとって利用しやすい相場が形成できます。

取引所の損失を防ぐ

価格乖離が拡大し、20%をこえると取引所に損失が生まれる可能性があります。

ユーザーが20%以上の価格乖離の差額で得た利益を現物決済した場合、手数料20%を除いたその利益を取引所が負担しなければならないからです。

例えば、現物価格100万円、FX価格130万円の時、現物を100万円で買い、FXで130万円で買うとします。この時利益は30万円です。

このときに現引・現渡の手数料はFX価格130万円の20%の26万円がかかります。

よって30万円から26万円を差し引いた4万円がユーザーの利益です。

そしてこの4万円は取引所が負担しなければいけません。

価格乖離が大きいと、こうして取引所の損失が大きくなるため、SFDによって価格乖離を縮小させるのです。

相場への影響

今後は現物価格とFX価格の乖離が大きくなり、10%を上回ってからはその勢いは弱まるでしょう。

SFD導入後はFX価格が伸び悩み、現物価格へも影響し、BTC価格が下落していく可能性があります。

1月16日のSFD導入のアナウンスの様子

(参考:ビットフライヤーFXチャートより)

こちらのチャートがSFD導入アナウンスによるFX価格下落の様子です。

この後、現物価格もつられて下落しました。

今後は現物の情報だけではなく、FX価格にも目を向けて情報収集するようにしましょう。


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