コインチェック記者会見3/8【NEMの流出原因は?サービス再開は?】

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コインチェック記者会見 サービス再開へ

本日、仮想通貨取引所コインチェックの記者会見が行われました。

「サービス再開にむけて、システム面での目処が立った」との発表。

質疑応答では事件についての言及もなされました。

内容をひとつずつまとめていきます!

1.コインチェック側の発表

取引サービス再開の見通し

外部の専門家にも協力を仰ぎながらシステム面での安全性の確認がとれたため、来週より順次サービスの再開をしていく見通し。

NEM流出事件について

原因は、自社の従業員のPCがマルウェアに感染し当社のネットワークに侵入、秘密鍵の情報を得てNEMを少しずつ移動させたというもの。

マルウェア:マルウェア(Malware)とは、不正かつ有害な動作を行う意図で作成された悪意のあるソフトウェアや悪質なコードの総称

引用:http://www.jnsa.org/ikusei/03/08-01.html

システム面の再発防止策
  • 新しいネットワークの構築(不正アクセスを入り口で防ぐ、また出口でも流出を防ぐ対策)
  • コールドウォレットへ移行
  • 自社端末のセキュリティ強化
システム管理
  • システムセキュリティの統括責任者を配置(CISO)
  • CISOの補佐をするチームを結成
  • 内部管理体制の強化

CISOとは:企業内で情報セキュリティを統括する担当役員(最高責任者)の呼称である。日本語訳としては、最高情報セキュリティ責任者、情報セキュリティ統括担当役員などとなる。

引用:https://it-words.jp/w/CISO.html

ネムの補償について

電話対応チーム設置などの対応を予定。補償についての詳細は来週中にリリースにて発表。

2.質疑応答まとめ

Q.マルウェアに感染した経緯について

当社の従業員複数名にメールで送信されて来た。PCは会社支給のもので、一台ではなくメールを開いてしまった複数台で感染

送信者や内容については捜査にも関連するので今は答えることができない

Q.分別管理の実態について

顧客資産と会社資産は確実に分別管理している

日本円出金に関しても顧客専用口座から現在の時点で約600億円返還している。

Q.システム管理の人材が足りなかったということについて

仮想通貨市場の拡大に人員が見合わない状況になってしまっていた。

既に多くの顧客から資産を預かっていたため顧客資産を優先しサービス停止などを行わなかった。(顧客に資産をお返しできる状態を「顧客資産の保護」だと考えている)

Q.サービス再開について

最終的に目指すのは今まで提供していたサービスすべての再開

売買が実際に再開されるのかなどの詳細は来週のリリースにて発表する。

取り扱い仮想通貨に関しては各通貨でリスク・問題点を洗い出し検討していく必要があるため、まだ最終的な決定はされていない。

Q.一部報道でされていたような「保有量以上のNEM、仮想通貨の販売」はあったのか?

そのような事実はない。

まとめ

今回の記者会見では

「NEM流出事件の詳細」「サービス再開について」

この2点について主に語られました。

またコインチェックは金融庁より2回目の業務改善命令が発令されました。

システム面での安全性は確認がとれたとのことですが、今回の行政処分は経営体制についての抜本的見直しが主な指摘となります。

今後、経営面でどのような改善がされるのか注目が集まります。

▼コインチェック2回目の業務改善命令の内容

仮想通貨取引所の複数社に「行政処分」 3月8日、仮想通貨取引所コインチェック、GMOコイン、Zaifなどに対して金融庁から業務改善命令が発表されました。


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