仮想通貨Power Ledger(パワーレジャー/POWR)とは?特徴と過去チャート、将来性をまとめ

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本記事では仮想通貨「Power Ledger(パワーレジャー/POWR)」についてご紹介していきます。

Power Ledgerはブロックチェーンを活用し、再生可能エネルギーのやりとりを実現させたプラットフォームです。

ここで用いられるトークンは、ベンチャー企業Power Ledger社が発行するPower Ledger(POWR)となります。この「Power Ledger」とはどのようなプロジェクトなのか説明していきます。

<本記事の要約>

忙しい人向け!Power Ledgerとは?

  • エネルギーがネットワーク上で個人間取引できる
  • 様々な分散型の管理ができる
  • 2種類のトークンで電力料金の価値の安定化をはかる
  • オーストラリア政府の後押しがある

Power Ledgerとは

名称Power Ledger/パワーレジャー
単位POWR
発行日2017年7月
発行上限枚数1,000,000,000 POWR
発行枚数363,932,644 POWR
海外取引所binanceなど
国内取引所

(2018年3月現在)

再生可能エネルギーをブロックチェーンで管理するために開発されたのがPower Ledgerプロジェクトです。

電力会社や家庭などが生み出した電力をネット上で売買するプラットフォームを目指しています。

P2P(ピアツーピア)という個人間のエネルギー取引がネットワーク上で可能になるわけです。

エネルギーの売買は即時に行われ、購入者が誰かわからないようになっています。

トークンのPower Ledger(POWR)は、2017年7月5日に公開され、発行上限は10億枚で、時価総額ランキングはだいたい86位前後にあります。イーサリアム・ベースなのでスマートコントラクトの機能を備えています。

「イーサリアム」を調べていると必ず出会う言葉、「スマートコントラクト」 実はこれ、イーサリアムやその他の仮想通貨を理解するためにも重要な概

Power Ledgerの特徴

Power Ledgerの主な特徴はこちら

  • ブロックチェーンを活かしたP2Pでエネルギー取引ができる
  • 2種類のトークンがある
  • 分散型のマーケット管理が可能
  • ネットワーク管理にマイクログリッドを採用

ブロックチェーンを活かしたP2Pでエネルギー取引ができる

Power Ledgerのプラットフォームでは、ネットワーク上で個人間が直接つながること(P2P/ピア・トゥ・ピア)ができ、電力会社などを仲介せずエネルギーの売買が可能になっています。

個人宅でソーラーパネルの普及がなかなか進まない一因に、電力売買の煩わしさがありました。しかしこのP2Pの取引を利用することで、ソーラーパネル所有者が電力会社を介さず直接近隣の顧客に電力を売ることができます。

遠隔地に送電することもなく、効率よく電力が供給できるようになることで、ソーラーパネルの普及も促進することが見込まれます。

発電施設のある企業も余剰の電力を供給しやすくなるので、電力がひっ迫する時期に適切に対応できます。また風力ソーラーなどどの発電システムから購入するかも選択ができるようになります。

さらに一度ログインすれば電力使用量などのP2P取引の内容が全て閲覧できるようになっています。そうすることによって電力関係の手続きが圧倒的に簡単になることが予想されます。

2種類のトークンがある

Power Ledgerのプラットフォーム上では、Power Ledger(POWR)の他にSparkzというトークンがあります。

Power Ledger(POWR)は「Power Ledger」のプラットフォームを動かすためのイーサリアムベースのトークンとなります。P2P(ピアツーピア)取引の際に用いられたり、その他の「Power Ledger」のアプリにアクセスができます。

一方のSparkzは、市場間の電力に互換性を持たせるためのトークンになります。

どこの取引所から買ったかで電力料が変わりますが、それとは別に電力単位での価値をSparkzで表すことで電力料金を安定化させています。電力料金を安定化させることによってよりSparkzが普及していくと考えられています。

価値を安定化させるために一つのプラットフォーム上で複数トークンを用いることはFactomなどの例があります。

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本記事ではファクトム(FACTOM/FCT)についてご紹介します。 ファクトムはどんなプロジェクトか、どんな特徴があるか、ファクトムの技術や仮想通

分散型のマーケット管理が可能

計量データ、取引全般のビッグデータ、資産へのアクセス、送配電の権利、取引決済、ネットワーク負荷の分散、頻度、需要者の対応などといった機能をまとめて提供し管理することができます

また、これにより電力や再生可能エネルギーなどの資産を共同所有したり、再生可能エネルギー資産の取引ができます。電力の売買や収入を分散させることも可能です。

分散管理させることによって電力の過不足や無駄がなくなることが予想されます。

ネットワーク管理にマイクログリッドを採用

Power Ledgerはネットワーク管理にマイクログリッドという地産地消型の供給システムを採用しています。

これによりPower Ledgerのプラットフォームでは、格段に精度の高い電力計量、ビッグデータの収集、小口決済(マイクロトランザクション)、グリッドマネジメントが可能になっています。

Power Ledgerの過去のチャート推移・時価総額

引用:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/power-ledger

2017年7月の公開以降、上昇傾向にあり、2017年11月初旬には0.056ドル(6.1円)あたりにあり、11中旬あたりから急騰し始め、11月23日には、0.894ドル(97.44円)まで上がっています。これが最初ピークとなります。だいたいこの時期はビットコインが急騰した時期と重なります。

その後、下がり傾向にあり、上下動を繰り返しながら0.61ドル前後で推移していきます。

12月17日辺りから急騰し始めるものの、上下動を繰り返し2018年に入ると急騰がより顕著になります。2018年1月4日には、1.88ドル(204.9円)に達しています。

その後は、上下動を繰り返しつつ、徐々に下がって行きます。この一連の動きは2018年の1月の第一週で仮想通貨全体の値が上がり、利益確定で売られ始めて値が下がったことで説明が付くようです。

1月17日には、0.64ドルまで下がりますが、一時的なもので、1月18日には1.19ドルまで持ち直します。

しかしそれ以降は細かい上下動を繰り返しながら下がり傾向になります。2018年3月3日には、0.56ドル(61.04円)付近で推移しています。2018年3月3日の時点での時価総額は21,633,604,261円で、ランキングは87位になっています。

Power Ledgerの開発状況と将来性

開発状況

「Power Ledger」のプロジェクトは、オーストラリアのパースを拠点にしたPower Ledger株式会社が開発しています。

非営利団体ではなく、株式会社が開発をする形は仮想通貨Rippleを開発したRipple社と似ています

共同経営者であるDavid Martin氏は電力関連産業で20年という実務経験があります。その他の開発者たち金融関連やマーケティングの専門家などが集い幅広いメンバー構成になっています。

Power Ledgerの公開後も開発が活発で、イーサリアムやビットコインなどに非営利で開発に参加したりもしています。

開発チームはしっかりとしているのですが、Power Ledger社が管理しているため、会社の経営などが悪化するとPower Ledgerの相場が急落したり、プラットフォームそのものがなくなる可能性もあります。

将来性

Power Ledger社は様々な企業と連携しています。

2017年2月には世界的なプロバイダーのIndra社とパートナーシップ契約を結んでいます。これによってIndra社のiSPEEDネットワーク制御技術をPower Ledgerのプラットフォームに取り込むことができるようになります。

2017年3月にはオーストラリア国営企業のSynergy社と提携しています。これによってPower Ledge社はオーストラリア初のブロックチェーンを活用した電気自動車充電用の電力売買環境が整えられると発表しています。

2017年10月にはオーストラリアの優れた電力関係企業を表彰するWA Energy Awardsで、「Energy Innovation of the Year賞」を受賞しています。

2017年11月には、オーストラリア政府から総額800万ドルの助成金支給されることになっています。オーストラリア国内では着々と環境が整備されているようです。

また2017年12月にはタイを拠点とした日本企業のBCPGジャパンとの提携を発表しています。タイ政府は、太陽エネルギーとブロックチェーン技術を活用して電力供給事情を改善しようとしています。

以上でお分りいただけるように、Power Ledgerは海外の展開も視野に入れて様々な企業との連携を進めています。

今後こうした大企業とどのような事業展開を進めるか、将来に期待が持てるプロジェクトと言えそうです。

Power Ledgerを購入できる取引所

Power Ledger(POWR)を取り扱っているのは、Binance、Bittrexなどです。いずれも海外の取引所なので、日本円での入金ができません。予め国内取引所でビットコインなどを購入しておき、それを海外の取引所に送金して購入する形になります。これらの取引所以外は、取り扱いの予定は今の所ないようです。

・Binance

取引量は世界一クラスとなり扱う仮想通貨は70種類以上で日本語表記もあります。日本の取引所で買えない通貨が買えるので、日本人の利用者が増えている海外の取引所の一つでもあります。

・Bittrex

2014年に設立されアメリカに拠点を置く仮想通貨取引所です。取り扱っている仮想通貨の種類は200以上とされています。ICOを終えたばかりの仮想通貨をすぐ上場する取引所として知られています。イーサリアム建てでもマイナーな仮想通貨が購入できます。

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まとめ

Power Ledgerはまとめるとこのようなプロジェクトです。

  • エネルギーがネットワーク上で個人間取引できる
  • 様々な分散型の管理ができる
  • 2種類のトークンで電力料金の価値の安定化をはかる
  • オーストラリア政府の後押しがある

Power Ledgerはリップルのように管理主体がある仮想通貨となります。

そのため、企業倒産のリスクはありますが、Power Ledger社はかなりしっかりとした管理主体のようです。

Power Ledgerのプラットフォームでは、電力会社などを介さずに電力などのエネルギー売買が可能になっています。

これで電力の購入先が選べたり、送電によるロスが防げ、個人宅のソーラーパネルの普及にも弾みがつくはずです。

電力などのエネルギーの価値を安定化させ、エネルギー資産の共同所有も可能にしています

Power Ledgerは他のプロジェクトよりも実用性の高いので、そのトークンとなるPower Ledger(POWR)の価値も比較的安定していると言えます。


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